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春日部便り

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副業で養蜂をはじめました。あまり活動的ではなかった養蜂場でしたが、少し元気が出てきました。色々な方と知り合いました。ハチミツのことも、ミツバチのことも知ってきました。もちろん、養… もっと読む
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2024年3月の記事一覧

頭に乗った養蜂場長は蒸しパンに挑戦する。

余ったホットケーキミックスで蜂蜜でつくってみるスイーツ第二弾で蒸しパンに挑戦をしてみました。 こんにちは、春日部養蜂場の場長です。 蜂蜜の使い方に新しいアイデアを見つけたいと、たまに考えています。養蜂場でも採蜜をメインにされている方は考えたりもしているかと思います。 甘い蜂蜜はやはり加熱しないスイーツが良いホットケーキミックスに蜂蜜を混ぜ、上にきな粉と蜂蜜をかけてみようと映えも期待しつつ挑戦をしてみました。 作り方を調べてみたらとっても簡単、ホットケーキミックスを練って

ハザード・アナライシス・クリティカル・コントロール・ポイントと小さな養蜂場は、無料DXで夢を見る。

個人経営の小さい養蜂場にはえらくハードルの高い響きな大人DAIGO用語「HACCP」ハサップと聞くと大変に気が重い春日部養蜂場の場長です。 (._.)←こんな感じになります。 2018年から養蜂にも義務化されましたという代物です。 ただ、小さい養蜂場は大手な工場とは訳は違います。瓶詰め作業に対してHACCPが適用されていると認識しています。 原材料のチェック 作業場の掃除しよう 作業道具を洗おう 手を洗おう(怪我しているなら手袋しよう) 乳児の接種禁止をラベルに

はちみつと言えば、ホニャララ・ラララ

はちみつの定番三大メジャー「食パン+バター+はちみつ」「ヨーグルト+はちみつ」「ホットケーキ+バター+はちみつ」は、こんな食べ方でしょうか。 ホットケーキを作ったので、今回は日記のようなブログです。 たまには、ホットケーキをはちみつで。 養蜂場長なら、ホットケーキは作って食べるべしと思いたち焼いてみました。初期型ホットケーキ。 今やホットケーキにはメイプルシロップなのだろう。はちみつはメイプルよりもネットリと重く、そして甘みが強いと感じる。そしてはちみつはメイプルシロップ

養蜂のやり方は2種類です

移動養蜂トラックに巣箱を積み込み、花の開花にあわせて北上。 目的地で巣箱を設置し花が開花している間は、ミツバチに採蜜をさせますが、開花が終わりになってくるとまた北上と、常に花と共に移動していく養蜂の方法です。 定置養蜂養蜂場に巣箱を置いて、養蜂場の周りに咲いている花からミツバチが集める養蜂の方法です。 移動養蜂は採蜜が多い アカシアの開花前線と共に移動していく等、蜜を多く出す花の開花にあわせて移動する養蜂は、定置養蜂よりも同じ群数で、より多くの蜂蜜を採取することができま

はちみつのネーミングについて思うこと

はちみつにも色々ネーミングがあるなと、スーパーの売場を眺めていて思ったりすることもあります。生、ロー、純粋、天然などなど。 商品には差別化という考え方があり、差別化のために皆さんいろいろと変えているのだろうと思います。 花の蜜だけの生はちみつ。春日部の蜂蜜 という商品名称+メッセージで春日部の蜂蜜は販売しています。 養蜂協会の理事会で蜂蜜の名称について管理されているお国の方が気ており、生はちみつは推奨しません的なことを話していました。 売れるから「生」という言葉を使うのだ

日本蜜蜂と西洋蜜蜂のちがい

僕が養蜂をやっていますというと、相手は蜂蜜の話しをします。その話しをよく聞いてみると、日本ミツバチと西洋ミツバチのことがごちゃ混ぜになっています。養蜂をしている身としては、ミツバチ豆知識を披露します。 西洋ミツバチは、日本ミツバチより少しでかい。 見た目の違いとしては、日本ミツバチは少し黒いです。見慣れてくると違いが分かりますが、見慣れていないと同じ昆虫に見えるはずです。 日本ミツバチの嬢王蜂は真っ黒けっけです。西洋ミツバチは黒と黄色のミツバチカラーをしています。少し朱色