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ストレスと上手に付き合う

今自分の身体には結構なストレスがかかっているらしい。

先日、久々に美容室に行って髪を切ってきた。
そのとき、いつも髪を切ってもらっている担当の美容師の方に、前回来た時よりも髪の毛の量が少なくなっていると言われた。

正直、父親も髪は薄いし、祖父も薄かったので、気を付けないと歳を取ったら薄くなりそうだなとは思っていた。
ただ、遺伝による薄毛だとしても、それは気づかないレベルで徐々に薄くなっていくので、普通は定期的に美容室に通っていても前回よりも少なくなっていると気づくことはないらしい。

それが、美容師の方が気づくレベルで量が減っているということは、ストレスが原因で抜け毛の量が増えているということらしい。
ストレスが原因で円形脱毛症になる人もいるくらいなので、ストレスの影響が抜け毛として現れるのもわりと一般的なことなのだろう。

「最近睡眠不足じゃないですか?」とか「働き過ぎじゃないですか?ちゃんと休んでますか?」など、美容師の方から色々と心配されてしまった。

仕事関係の知り合いの人や、普段からよく会う友人や家族から無理するなと心配されることはあっても、美容師の方から心配されることは初めての経験。
恐らく言いにくいであろうことをちゃんと伝えてくれて、親身になって心配してくれたその美容師の方には感謝しかない。

それはさておき、そうやって身体に影響が出る程度のストレスがかかっている状態ではあるらしい。

私の今の仕事は、性質上4月から6月が繁忙期でかなり忙しい。
なのでそれなりに疲れることはあるものの、仕事自体は割と楽しんでできていると思っていたので、ストレスがかかり過ぎているとは思ってはいなかった。

でも身体はきっと自分が思っている以上に正直。
自分でも気付けていない部分で、過剰なストレスに感じてしまっているらしい。

ストレスの棚卸をする

ストレスが溜まった時には、自分が好きな事をしてストレスを発散したり、身体を休めることが重要になってくる。

でも、その前にまずストレスの棚卸をすることが重要じゃないかと思う。
現代はインターネットの時代なので、ネットに接続すればどんな情報でも手に入る。
なので問題があったときはとりあえずネットに答えを求めてしまうけれど、自分自身のことは自分に聞いてみないとわからない。
自分自身と対話して自分の変化に気づき、自分を理解することが必要になる。

ストレスというのは人間にとって必ずしも悪い事ばかりではない。
悪い影響しかもたらさないのだとしたら、それは人間にとって不要な機能だったはず。
人間にとって必要な機能だったからこそ、ストレスを感じる能力が備わっている。

例えば、仕事で納期に追われている時、人間は時間のプレッシャーを感じ、それはストレスになる。
でも、このストレスがあるおかげで、緊張感と集中力が増し、仕事の効率がアップする。
つまり、適度なストレスは作業を効率化したり、自分自身を成長させるためにプラスに働く。

ストレスが過剰になっているときは、まず自分の中のストレスを棚卸して、必要なストレスと不要なストレスを分けることが重要になって来ると思う。

私は今の仕事は楽しんで取り組めていると思っていた。
でも、仕事の内容を細かく分類していくと、確かにメインの仕事は楽しんでできているけど、それ以外で、やりたくない(というか面倒くさい)けれどやらなければいけない仕事の比重もそれなりに大きい。

また、組織の中で働いているので、上司からの指示で面倒な仕事をやらなければいけなくなることや、納得いかない仕事をやらされることもある。

きっと、それらの細かい仕事のストレスや日常のストレスの合計値が、自分の受け入れられるストレスのキャパを超えているのだと思う。

解決策としては、
・疲れにくい身体を作る
・しっかりと休息をとって身体に疲れを溜めない
・悪いストレスのかかる仕事を減らす
あたりだろうか。

実際のところ、シンプルに1日中ひたすら何もせずに休む日を作ることである程度解決できそうな気はしている。
ただ、仕事が忙しかったり、その中でやりたいことが多くなっていくると、考え事がぐるぐる頭の中を巡って、寝ようと思っても長時間寝れなくなってしまったりする。
そうならないように、自分自身と向き合って色々と工夫していくことが必要なんだと思う。

私の場合、仕事の性質上、どうしても忙しくなる期間が出てきてしまうため、その期間が終われば状況は変わってくるとは思う。
ただ、忙しい時期は忙しい時期なりのストレスと上手に付き合っていかなければいけない。
そう思わされる出来事でした。

まとめ。ストレスと上手に付き合うには

・過剰なストレスがかかると身体に影響が出る
・自分の内側と向き合い、身体と心の変化を知る
・ストレスには良いストレスと悪いストレスがある
・ストレスを棚卸して、悪いストレスを知る
・悪いストレスの作業は極力減らすか、楽しくする工夫をする
・疲れにくい身体づくりをする
・疲れていたらしっかり休息を取る

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