苦手なことを発見したら、それは強みに変わるチャンス

自分にとって苦手は事は極力避けて通りたいと思うのが多くの人の本音だと思います。
私も苦手なことはできることなら避けたいと思ってしまう。

でも、苦手でもどうしても避けて通れない場面もあります。
そういう時は、それは強みに変わるチャンスだとプラスにとらえてしまうのが良いと思う。

苦手なものを克服するための方法はたった一つしかありません。

とにかくやる。それだけ。

とは言っても、苦手なことを克服することは、なかなか簡単にはいかない。
本を読んだり、ネットを活用して情報収集し、そのうえで自分なりに深く考えて試行錯誤することがきっと必要になります。
でも、情報収集して試行錯誤することをあきらめずに繰り返していけば、いずれそれは得意なことに変わる可能性がすごく高い。

私はプログラミングを学び始めた時、データベースというものがいまいち理解できなかった。
理解できないから、たくさんの入門書を読んで、読みまくった。
そしたら、いつの間にか周りの人よりも得意になっていた。

私はもともと人前で話すのが苦手だったし、人と話すとき、声がとても小さい。
でも、エンジニアから講師という職業に転職したとき、このままではいけないと思い、人前で話すためのコツが書かれた本や、声の出し方に関する本をたくさん読んだ。
それから何度か経験を積みながら振り返りを行った結果、数十人程度の人が入る会場で話すことは余り苦ではなくなった。
人前で話すことが得意と胸を張って言えるほどではないけれど、20~30人程度の規模を前に講師として何かを教えることぐらいは普通にできるようになりました。

元々人前で話すことが苦手だったからこそ、スピーチが苦手な人に対してもアドバイスもできるようになった。

苦手なものは、それを克服したとき、得意にもなり得るし、強みにもなり得る。

最初からなんとなく出来てしまうことは、たくさん情報収集したり、深く考えることをしないことが多いので、得意・強みにはならない場合が多いと思います。

苦手だからこそ、深く考えるし、多くの時間を使って試行錯誤を繰り返す。
その結果、得意になったり、強みになったりします。

苦手なことは、できないと割り切って避けて通るのももちろん一つの手です。
でも、どうしてもやらないといけないのなら、それは自分にとって得意なことが増えるチャンスだととらえて、本気で取り組んでみるのもありなのではないでしょうか。

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