父親が廃業した話

少し前になるけれど、6月いっぱいで父親が廃業した。

といって、何か問題があったわけではなく。
もともと父親は1人で自営業をやっていて、年齢的にはもう定年も過ぎているけれどのんびり仕事を続けていた。

コロナで外出自粛要請が出た時に休業して、それからそのまま廃業した。
世間的にはすごく大変だった人が多かっただろうけれど、父親的には辞めるいいタイミングだったのかもしれない。

仕事を辞める前から、空いている時間に本を読んだり、自分で小説を書いたりもしていた。
趣味で三味線を弾いたりギターを弾いたり、バンド活動もしているし、自分で料理をすることも多い。
元々多趣味なので仕事を辞めても暇そうにしていることはあまりなく、自分が好きなことをいろいろやってみるみたい。

ぶっちゃけそこまで稼いでいるわけでもなく、世間的に見れば裕福とは言えなかっただろうけど、自分の好きなことを色々やりながら過ごしていて、それはそれで幸せなんだろうと思う。

とりあえず、長い間おつかれさまでした。

全然親孝行もできていない親不孝息子だけど、とりあえず両親が働らかなくなっても、好きなことして遊んで暮らせるお金を渡せるくらいには稼ごう。
みたいなことを考えた出来事でした。

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