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技能実習生送り出し機関訪問レポート

送出機関訪問はベトナムで体験済だったので雰囲気は分かっていたつもりなんですけど、国民性なのか、インドネシアのほうが体育会系ノリましまし。すなわち俺の苦手な世界。
リーダー役の若者が「みなさん! こんにちは!」って大きな声で言いますでしょ。続いて全員が大声で復唱するんですよ。「こんにちは!」
「私たちは誰ですか!」「はい、○○社、ぎーのじっしゅせーです!」

軍隊ですよ軍隊。徴兵制無いインドネシアなのに、なんでこんなことやってんだ、誰だよこのノリを最初に持ち込んだ奴は。
と、ちびまる子ちゃん並に顔に縦線入れていた私、しょーがないから昼寝中の猫を撮ったりしていました。

・ちなみにジャカルタから300kmのバンドンにこの送り出し機関の研修所があります
・バンドンは涼しいです、日本でいうと所沢みたいです……って私に教えてくれた通訳の彼に「あーエディさん、それ軽井沢」って教えるのを忘れてました
・通訳の彼も技能実習で埼玉県寄居町で3年旋盤工をやっていました、10年後の将来の夢は、自分の出身地であるスラバヤで、あらゆる分野の教育が可能な学校をつくることです
・子どもは6歳と2歳です、いまは奥さんといっしょに実家にいるのでさびしいです。でも子どものことを思えばつらい仕事もがんばれますね。むかしは自分のことばかり考えていましたけど。とエディさんは真面目なのです​
・そのエディさんに付け込まれる私、実習生で栃木に行く男子2名と私の帰国便が同じと判明して「鈴岸せんせいが一緒なら安心だと彼らも言っています」
・インドネシアというか、ほとんどフィリピンに近いマナドというところ出身の若者たちなんですけど、彼らの田舎では犬と猫を食べます
・「日本に行ってつかまえたらダメですよ」「わかりましたエディ先生」
・成田到着後、監理団体に引き渡すまでを体験しました。入国審査官にこの子たちとご一緒ですか、と聞かれて反射的にあやふやな態度を示してずいぶん怪しまれるなどしましたが、送り出し機関の仕事の一端が分かった気がしたので俺得ではありました

なお、会社の公式ブログにはもうちょっとだけ真面目なレポートを書きました笑

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