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江戸めしの知恵 夕食編

ご自分や家族の、食べ物と体調の関係、って、つかんでおられるでしょうか?

私の場合、アレルギーもありますが、避けておく方がよい食べ物、というのがいつくかあって、それを食べ過ぎると、湿疹が出たり、鼻がつまったり、あまりよいことがありません…

今も、たぶん、刺激物の取り過ぎだと思いますが、あちこち湿疹が出て、かゆかゆ。

夏は汗もかくので、なおさら治りにくく…

そういうときは、食べ物の大切さが身にしみます。

『江戸めしのスゝメ』のなかで、ちょっとだけまねしよう、と思ったのは、これでした。

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江戸の庶民の夕飯は、朝に炊いた米飯をお茶漬けにし、香の物を添えるのが基本メニュー。

胃にもたれないので、夜はぐっすり眠れただろうし、朝になると空腹になっているので、朝食をおいしく食べることにもつながったはずだ。

江戸は職人の街であったため、朝食をたくさん食べて力をつけておかなければ一日の仕事に支障をきたしてしまう。
茶漬けですませる夕飯は、とりわけ合理的な食習慣だったといえる。
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これを読むと、出張先で、山に入ると、いつお昼を食べられるかわからない。だから、朝は思いっきり食べておこう!ガツガツ、となる自分の行動パターンと全く同じだ~と思います。

それくらい、自分は昔ながらの仕事をしているのかもしれず、オフィスで現代的な仕事をされている方は、江戸風そのままとは、いかなそうですけれど。

ですが、睡眠には、影響の大きな夕食の取り方。
何パターンか試してみて、面白い!と思いました。

夜、何を、寝る何時間前に、どれくらい食べて寝るか? お酒(種類も!)を飲む、飲まない。

その組み合わせによって、寝ているときの熟睡感と朝、目覚めたときのすっきり感が全く違わないでしょうか?

楽しくて重要な夕食タイムではありますが、内容を消化や解毒に負担の少ないものにできれば、体調が違ってくるはず、とこの本は思い出させてくれます。

では、お次は、江戸時代の面白ネタをご紹介いたしますね。

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