マガジンのカバー画像

きしぉうの無料記事 / 特に「スキ」された記事まとめ

30
私の「特にスキされました」通知が来た記事、既に一般公開されてる学術論文の転載、学術ジャーナルに載ってる論文の要約など、有料にするより広く読んでいただいた方がいいかなと思った記事が…
運営しているクリエイター

2020年12月の記事一覧

歴史学に何ができるか

最近「なぜ歴史を勉強するのか」「どうやって勉強するべきか」という記事がいくつかNoteでアッ…

学者が2ヶ月くらいNoteやってみた所感。

タイトル通りです。おかげさまで非公式ランキングの上位に入ったり、なんとなく使い方がわかっ…

息子に産婆術。善悪、生死、人間とゾンビの間

うちの子には、一日1,2時間はYoutube Kidsや子供向けのNetflixの番組を観て良いことにして…

2020年の活動を振り返ります。

↑ミンダナオでは8匹くらいの猫の面倒も見ていました。 大晦日ですね。みなさま、2020年…

私は余計者。余計な時間を無駄にしたくはない:サイド・フセイン・アラタス最後の教え

今日は、私が「研究者になってみようかな」と考えるきっかけになった、故サイド・フセイン・ア…

研究職になって考えてみた、子供の頃に出会って良かった教師

小中学校、私は公立の学校に通った。別に親が特別教育熱心だとか、小学校から私立にやれるほど…

(学術)本を出す。出版社へのカバーレター

しばらく前に学術本を出すときのプロセスについて書いていました。経験談(現在最終校正中)に基づいているので、主に英語圏の大手の出版社からの出版を目指すという前提の話です。今回は、実際に出版社にアプローチするときの話です。 前回まで↓ 1.出版社の選び方. https://note.com/kishotsuchiya/n/n36cd0a994d23 2.プロポーザルについて. https://note.com/kishotsuchiya/n/n2266c2abdff7 「こ

まとめ 今年読んだフィリピン研究本(主にここ10年くらいの作品)

この記事は無料で9割くらい読めます。最後のフィリピン研究史雑感だけ有料にします。 2月に…

200

人間は感情に動かされてる。スピノザの感情論 ざっくりまとめ

歴史学にしろ倫理学にしろ、私はあるがままの人間と社会の分析(=人間論、社会学理論)に基づ…

成田龍一「近現代日本史との対話」上下巻 海外大学教員としての所感

海外の大学で研究・教育していると、「日本人だから」という理由で日本関連の授業をやるように…

形而上学的認識のプロセス:偶像、偶像破壊、直接信仰

主にセム系宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)由来の思想で、世俗の改革運動・ラディカ…

芸術の概念:文脈、展示方法、商品化

今回は、ハイデガーの「芸術作品の根源」におけるヘーゲル芸術論の批判を手がかりにし、シンガ…

ジャーナルから第二次大戦関連の論文を出したけど、英語だから日本語に要約する

タイトル通りです。去年出した論文の要約です。 論文のタイトル問題の論文がこちら↓ Kisho …

受賞論文アップしてみる。ポル語からテトゥン語への聖書翻訳と植民地主義

はじめにこの記事は、京都大学の「東南アジア研究」という雑誌に掲載された論文を含んでいます。(3年経つし、既に無料で一般公開されてるしだいじょぶでしょう。)米国アジア研究協会の2017年東南アジア部門最優秀院生論文賞を取った拙著の日本語版です。英語版は2024年に一般公開されますが、今はコーネル大のIndonesiaを定期購読してる人しか読めません。 https://www.asianstudies.org/grants-awards/graduate-student-pa