中学2年「私は十四歳」【向上心、個性の伸長】の指導案はこうする!
こんにちは。
今日は
中学2年「私は十四歳」【向上心、個性の伸長】の指導案はこうする!
このテーマで教材解説をします。
個性の時代と呼ばれるようになりました。
昔に比べて今の時代の子どもは、本当に個性豊かです。
では、個性とはなんでしょうか。
個性はどうやって見つければいいのでしょうか。
今日は、『個性』について教材解説で考えていきましょう!
では、解説です!
1 教材について
2 内容項目と教材
3 導入
4 発問
5 まとめ
順番に解説します。
1 教材について
A 主として自分自身に関すること
「向上心、個性の伸長」
目標・・・・・自己を見つめ、自己の向上を図るとともに、個性を伸ばして充実した生き方を追求すること。
「私は十四歳」(光村図書)
2 内容項目と教材
「特徴」とは
「特徴」という言葉があります。
似たような言葉に「特長」があります。
2つのちがいは次のとおりです。
特徴・・・他と比べて特に目立ったり、他との区別に役立ったりする点。
特長・・・すぐれた(=長)特徴。
つまり、特長は長所に特化しているのに対して、
特徴は長所も短所も含んでいるということです。
自分の長所は、なかなか気付かないものです。
「私は十四歳」の「私」も、
自分の長所に気づかずにいました。
バスケットボールに打ち込みましたが、
結局やめてしまいます。
部活をあれこれ検討しましたが
紆余曲折あり、公民館でジャズダンスを習い始めます。
もちろんそれは立派な長所ですが、
他にも長所はないでしょうか。
子どもたちと考えたいですね。
「ダンス」だけが長所なら、
もっと早い段階で見つけられたのではないでしょうか。
「私」の「ダンス」以外の長所を見つけることが大事です。
バスケットボールを辞めるまでは真剣に取り組んでいる。
辞めてからも、なにかできないか部活に仮入部している。
そして、自分の長所を探そうとしている。
いろいろなことに挑戦しているところが、「私」の長所なのです。
リフレーミング
リフレーミングとは、ある出来事や物事を、
今の見方とは違った見方をすることです。
短所をリフレーミングすることで、
長所にもなりうるのです。
「私」は、打ち込むものが見つからない、と探していますが
リフレーミングで「私」を捉え直してみるとどうでしょうか。
短所は、長所として捉え直すことができるのです。
そもそも、チャンスはそうそう転がっているものではありません。
「私」のように、たまたま両親に言われて
自分の打ち込むものを見つけたという経験は
なかなか全員はもっていないでしょう。
ありもしない自分の道を見つけるチャンスを求めるのではなく、
「私」のように、これまで歩いてきた道を振り返り、
短所だと思っていたことを長所にリフレーミングする
このことが、「個性の伸長」の授業の鍵です。
苦労した部分や紆余曲折の部分に焦点を当てると、
学びは必ずあります。
目先の長所ではなく教材全体を捉えて
翔の行動にスポットを当てて考えられるようにしましょう。
3 導入
T:教師 C:子ども
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