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中学1年「自分の性格が大嫌い!」【向上心、個性の伸長】の指導案はこうする!

こんにちは。
今日は
「中学1年「自分の性格が大嫌い!」【向上心、個性の伸長】の指導案はこうする!」
このテーマで教材解説をします。

個性の時代と呼ばれるようになりました。
昔に比べて今の時代の子どもは、本当に個性豊かです。
では、個性とはなんでしょうか。
個性はどうやって見つければいいのでしょうか。
今日は、『個性』について教材解説で考えていきましょう!

今日の記事で考えていきましょう!

では、解説です!

1 教材について
2 内容項目と教材
3 導入
4 発問
5 まとめ

順番に解説します。


1 教材について

A 主として自分自身に関すること
「向上心、個性の伸長」
目標・・・・・自己を見つめ、自己の向上を図るとともに、個性を伸ばして充実した生き方を追求すること。

「自分の性格が大嫌い!」(東京書籍)

2 内容項目と教材

「特徴」とは

小学校の「個性の伸長」の目標には「特徴」とあります。
似たような言葉に「特長」があります。

2つのちがいは次のとおりです。

特徴・・・他と比べて特に目立ったり、他との区別に役立ったりする点。
特長・・・すぐれた(=長)特徴。

つまり、特長は長所に特化しているのに対して、
特徴は長所も短所も含んでいるということです。
自分の長所は、なかなか気付かないものです。

この教材では、自分の長所と短所について
具体的に書かれています。

対比して考えやすい教材ですね^^

・自分の長所を短所にするとなんでしょうか。
・自分の短所を長所にするとなんでしょうか。

この「変換」を意識できると、視野が広がりますよね。

また、「自分の付き合い方」を覚えてほしいとも書かれています。

授業の準備として、
教師自身がどう思うか、それはなぜか、
の答えももっておくと、
子どもの意見に「なるほど」と思えるはずです。

現在の自分を把握する
「とにかく必死に学べばいい」
「結果が全て」
「目の前のことに一生懸命になるほうがいい」

これまでの人生で、たくさんの価値観をもってきた子どもたち。
この教材を読む前は、上記のような考えをもっているかもしれません。

でも、この教材から
それだけではない、と気づかせてもらえるわけです。

つまり、
「自分は◯◯だと思っていたけど、●●なんだ」と
気づくチャンスがあるわけです。

その過程で「現状の自分を把握する」ことになります。

今の自分を認識して、
理想の自分を認識できれば
目標にもある「自己の向上」をしようという意欲が高まってくるのです。

友達同士で意見を交流しますが、
それは優劣をつけることが目的ではなく、
自分の考えから、さらに視野を広げることが目的です。

視野が広がる瞬間を大事にしよう。

そう伝えて話し合い活動に入りたいですね。

3 導入

T:教師 C:子ども

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