仕事もプライベートも新しいチャレンジ、発見、学びまみれであった2019年を振り返る。
本当にあっという間で怒涛の1年間でした。想像していた以上に仕事もプライベートも多くのことを経験し、学び、感じることが多かったので記録しておこうと思います。
(こう見ると、👆であげていたことは割と実現できている。)
1月:DevOpsワークショップ参加
スクラムチーム全員とDevOpsワークショップなるものに参加。アジャイル、DevOpsについてをサンプルプロダクト開発を通じて学ぶ1週間の研修。
普段業務でDevを演じることはないものの、「どのようにプロダクトを作るのか」を知ることでプロダクトオーナ、プロダクトマネージャとしての幅は間違いなく広がると再認識できた研修。
2月:社内向けアプリケーションのリリース
弊社にはお客様からの問い合わせを受け付ける"インフォメーションセンター"が多くあります。本案件では、インフォメーションセンターのオペレータの方々の稼働削減を目的としたWebアプリケーションをリリース🎉
部署として初めてUIデザイナー、UXデザイナーと協同した案件第一号に。
(スクラムにおけるプロダクトオーナ兼何でも屋として参画したのですが、これがいわゆるプロダクトマネージャというロールだと知るのはもう少し後の話。)
リリース後にチーム全員で食べた🍖が猛烈に美味しかったのを覚えています。
3月:デザインアセットのシェアサービス「collin」のリリース
個人で開発したデザインアセットのシェアサービス「collin」をリリースしました。
一般的なwebサービスならある程度一人で完結できる自信は付いた一方、コンテンツ投稿型のサービスを個人開発で成り立たせる、育てるのは本当に難しいなと実感しました。
4月:書籍のレビューで小銭を稼ぐ
「自分の力でお金を稼ぐ」ことを今年の目標に掲げていたのですが、「はじめてのUIデザイン」の書籍レビューで5,000円を稼ぐことができました。
5月:Red Hat Summit 2019@ボストン参加
Red Hat社主催のカンファレンス Red Hat Summit 2019 に参加してきました。
海外のエンジニアらのディスカッションする機会があったのですが、技術的には必死に食らいついて何とか付いていけるものの、やっぱ通訳を介してでしか会話できないのはダメだなと思った1週間。
多くの知り合いができたのは良かった。
6月:研修資料をシェアするプラットフォーム「CHiYELL」のリリース
初期のサービスデザインとUIデザイン策定をお手伝いしていたCHiYELLのリリース🎉
開発フェーズではほとんど役に立てなかったものの、弊社にもこんな熱くてスキルを持った人いるんだといういい意味での驚きを与えてくれたメンバーたち。
7月:Cocoda!×ビズリーチのデザインサークショップ参加
Cocoda!×ビズリーチさん主催の非デザイナー向けのデザインサークショップに参加しました。
座学のあとはひたすらアウトプット。平日土日関わらずSlack上で現役デザイナーからフィードバックをもらえ、それを参考にまたプロダクト設計に反映する作業を繰り返していきました。
1月のエンジニア向け研修もそうなのですが、より具体性を持って相手の気持ちを考えてエンジニアやデザイナーと接することができるようになるための一歩。
8月:自部署にSlack導入
約1年越しに、自部署にSlackを導入できました。
(古き良きエンタープライズ企業でSaaS製品を導入するためには乗り越えるべきハードルが多くてですね...)この取り組みが評価頂き、来年部署内で表彰されることになりました。
Slackパトロールおじさんとして健全なSlackを今も維持できています👮♂️
「正しいものを正しく作る」のイベントに参加。何度も読み返している名著です。
9月:Xデザイン学校主催のワークショップ参加
プライベートでXデザイン学校に通おうとしていたところ、まさかの弊社別部署でXデザイン学校の講師を招いた研修やると聞きつけ参加。
ここでの学びをnoteで発信しようとしたら会社NG出てとても残念であった。来年、マスターコースにプライベートで行きたい。
10月:娘誕生
メロメロです。2020年も娘のために仕事頑張ります。
11月:エクスプレス配送サービスのリリース
オンラインショップで注文をしたスマートフォンなど機種を注文当日に自宅へ届ける「エクスプレス配送」サービスの試験運用のためのサイトを開発しました。
開発期間は2ヶ月、まさにエクスプレスのようでした。これがチーム初のGCP採用案件。
12月:パーソナルデータダッシュボードのリリース
仕事における今年一番のメインイベントはPdMとしてプロダクト開発に携わった「パーソナルデータダッシュボード」のリリースです。
企画フェーズから数えると1年以上にも及ぶ長期プロジェクト。世界的にも高まりが高い領域のプロダクトであったこともあり、多くのメディアに取り上げて頂きました。
技術的にも多くのチャレンジをした案件で、大きなトラブルもなくサービス開始を迎えられ今も安定的にサービス提供できているのはチームのおかげです。
<主なチャレンジ>
・基幹システムらSoR領域のシステムとの連携
・1億弱のお客様データの取り扱い
・スクラム拡大のフレームワークLeSSの導入
・GCP/GKE導入
ここらへんの話は1月以降いくつかのGoogle社のカンファレンス Google Anthos Day などいくつかのメディアで話す機会もありそうなので、また追い追いまとめたいと思います。
また、この案件は技術面だけでなく、プロダクト開発をどう進めていくのが最適なのか組織面で壁や課題を個人的に痛感する機会でもありました。弊社のようなエンタープライズ企業では機能分担別の組織体制が組まれていることが多く、そのような場所では「情報の非対称性」や「限定合理性」が働きやすくなります。
「どうすれば良かったのか、どうすれば改善すればいいのか」を日々考えていますが、答えが出るのかもわからないし、解決策が思い浮かんだとしても担当社員では到底どうにかできるものでもないだろうなとは思いつつ。
組織論についても勉強したいなと思った。
2020年の予定
・2019年の経験、学び、アウトプットを社内外にアピールする
・組織エンジニアリング、メンタリングについて学ぶ
・プロダクトマネージャーに必要なスキルを伸ばし、社会的価値のあるプロダクトを手がける
・「強いチーム」とは何か、の答えを出す
2019年はプロダクトマネージャという役職との出会いの年でした。自分が今までやってきたことはプロダクトマネージャに近く、自分が演じたいと思っていた思っていた役職がまさにプロダクトマネージャそのものでした。
今は明言を避けますが、2020年早々に大きな転機を迎える予定です。情報オープンにできるタイミングが来たらまた詳しく。
2019年はお世話になりました、2020年もよろしくお願いします。
Product Owner at docomo / プライベートでもC向けWebサービス作ってます / 元 #入江開発室 / #nyan / SketchやXd、Figmaなどのデザインアセットのシェアサービス #collin