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2023_0708_本読み

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冒頭の写真:
アメリカオニアザミの花の季節です!
太くてしっかりした茎葉で鋭い棘が悪名高い雑草ですが、山崎は大きくて美しい綿毛が大好きです。
2019年にこれに出会って作品を作れたのがとても嬉しかったです。


7月8日(土)は以下を読みました。


『巨匠とマルガリータ』 
ブルガーコフ 著

集英社 世界の文学15 ロシア Ⅲ

ピラトは、あっさりヨシュア(イエス)の処刑を承認。あれ?という感じです。

(音読した人:山崎)





『沖縄ノート』 大江健三郎 著 

岩波新書
Ⅲ 多様性に向かって

謝花昇じゃはなのぼるに関して、中江兆民の名前がでてきて、このあたり、全然知らないのがとても残念。
「恩賜的でなく、恢復的な」民権を願う、ということは、なんとなくわかりました。

(音読した人:こいでさん)




『ぼく、あいにきたよ』 明川 哲也 作, 児嶋 サコ 絵 

文藝春秋

前回予告していた「衝撃の展開」とは、
おじさんやおかあさんが、こどもを殴って亡き者にしてしまう、
というものでした。そして、そのあと、そのこが、草葉のかげから見ている、のです。

動物園でも、たとえば、パンダがこどもを育てないなど、を見聞きしたことがあります。野生の動物がそうかどうかは良く知らないですが、人間にも動物にも、ある条件がそろったら、そういう性質は出現するというのは事実ですね。とても嫌なことですが。

(音読した人:めいさん)





『俳句的生活』  長谷川櫂 著

中公新書
第12章 老い

谷崎が、義理の甥の嫁に、恋愛感情を抱いて行動する様子が、書簡からの引用で描かれていました。「仏足石」という言葉が印象的。足フェチですね。

(音読した人:きよもとさん)





『芭蕉七部集』  中村俊定 校注

岩波文庫
『猿蓑』

ほんの少しだけ読みました。冬で寒いんだな、という句が続きます。
句集というものを知らないので、どういう構成になってるんだろうか、ということに興味を感じています。

(音読した人:山崎)

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