2022_0206_本読み

2月6日(日)は以下を読みました。

山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』立花太郎 著、中央公論社、1974年刊
8 石けん膜に働いている力
石けん膜の薄くなる過程 黒い膜の生成

「節の始めに、その節の内容が平易にまとめてあるから、そこを聞き逃すとわけがわからなくなってしまう」

とは、読後のきよもとさんの感想。

山崎は、結構、なんとなく読んでしまっていました。
そういう「構造」をこの文は持っていたか。
事前に少し読んで、流れを意識するのがよさそうです。そういう視点が自分にも欠けていると、思いました。



めいさん
『節英のすすめ』
木村護郎クリストフ 著、萬書房、
おわりに ー 私たちはどの方向をめざすのか
行動の節英
(3448〜3461/3674)

節英五か条をふたたび出して、確認です。

山崎は、

〈第一条 何をしたいかを明確に〉

というのが耳に刺さっていたのですが、

「いろんな言語を味わいたい」だな、と思います。

明確さに欠けているとは思いますが。

英語(自分の作品などを説明するのに必要)とか、なんとなく少しは意味がとれるようになってきた中国語とかだったら、言い表す構造の違いを味わいたいし、

もっと意味がわかってない言語なら、その音を出してみることで、音の雰囲気から体験したい、

というような感じです。

別ことばで言ったり書いたりすることで、ことばになる前の言いたい気持ちがもっと深く味わえたらな、と妄想しています。



きよもとさん
『俳句と地球物理 』寺田寅彦  著
Ⅳ 連句と音楽

章題どおり、連句と西洋音楽の比較が始まりました。

牽強附会にならないように注意しつつ、と断りながら、

連句の、初折表六句、裏十二句、名残の折の表十二句、裏六句を、交響曲(なのかな?クラシック音楽を良く知らないので間違っているかも)の第一楽章から第四楽章に例えていました。

どちらもちゃんと親しんでいないものなので、ここの記述を何かの折におもいだすこともあるかも、と思いながら、興味はすごくあります。



山崎
『芭蕉連句集』岩波文庫、
二二 衣裳して(春と龝)78〜80ページ

きよもとさんが調べてくださり、前日に出た、室の湊というのが、江戸時代に参勤交代で栄えた室津というところだとわかりました。

Wikipediaの印象的な記述は、

〈参勤交代の西国大名の殆どが海路で室津港に上陸して陸路を進んだため、港の周辺は日本最大級の宿場となった。〉

〈明治以降は瀬戸内海の一漁港に過ぎないほどに零落したが、〉

でした。

鉄道ができたことで、人流が全く変わったためのようです。
行ってみたくなります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?