2023_0322_本読み
<1227字>
冒頭の写真:
あっという間に春。
この花、見慣れているのですが、毎回、名前を憶えないやつです。
「垂れ下がる花」で検索したりしてるうちに、ああ!シデという類だと思い出し、多分イヌシデかな、と目星をつけました。
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3月22日(水)は以下を読みました。
『あまりにロシア的な。』
亀山郁夫 著
青土社
第3章 魂たちの帝国
2 黒いモスクワ 『鳥』の恐怖、そしてブラック・チューズデー 手記15
病める魂たちのコラージュ 資料3
(182〜188ページ)
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ヴェーラというユニークな画家の、コラージュの原料である新聞の………
と、書いて、
ああいうのなんて言うのだっけ?と詰まってしまいました。
しばらく検索して、そうそう
「三行広告欄」とか「尋ね人欄」
というものでした。
日本でも現代美術の赤瀬川原平さんが、それをコレクトしていたという記事も発見。時代と人を映しているもの、という着眼ですね。
山崎は、シャーロックホームズが盛んにこれを使っていたな、ということで自分の中に定着しています。
(音読した人:山崎)
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『チェルノブイリの祈り』 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 作、松本妙子 訳
岩波書店
万物の霊長
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前回の方の夫の聞き書き。
ご夫婦とも先生(小学校?)なんですね。
レニングラード封鎖の900日(第二次世界大戦の中でも最も過酷な独ソ戦の中でも過酷な戦闘)を幼時に経験した方。チェルノブイリの事故を戦争のように考えることに違和感を表明していました。
最後のところで、
木を彫って何かを作ることで、私は心を回復することができた、
と語っているのが印象的でした。
非常な衝撃を受けた心をなんとかするには
体を使って集中する、
ということが必須か、と読後少し経って感じました。
(音読した人:こいでさん)
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『漱石・子規往復書簡集』 和田 茂樹 (編集)
岩波文庫
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子規の三通目が続きます。
バイロンの詩の一節の、英文での引用がありました。
英文を書くのは漱石だけじゃないんだな、と思いました。
山崎がバイロンについてなんのイメージも持てていないせいか、詩の訳を読んでいただいても、するっと通り抜けてしまいました。
(音読した人:めいさん)
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『俳句的生活』 長谷川櫂 著
中公新書
第8章 習う
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今回は、ホランダーという人の研究から、ファッションについての話でした。
アルマーニの「時間を越える「型」を求めて、デザインを行なう」という言明が、
ファッションといえば「流行」ということばがイメージされるのとは、
逆な印象、というあたりが書かれていました。
不易流行、ということばを思い出しました。
(音読した人:きよもとさん)
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『芭蕉連句集』 中村俊定・萩原恭男 注
四五 月見する(夕がほの歌)153~155ページ
岩波文庫
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〈 雨の曇りに昼蚊ねさせぬ 芭蕉 〉
というわけで、蚤やら蓑虫やら蚊やら、虫が幾度もでてくるのが、嬉しいです。非常に鬱陶しいようすですが。
(音読した人:山崎)
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