2022_0227_本読み

2月27日(日)は以下を読みました。

山崎
『しゃぼん玉 その黒い膜の秘密』立花太郎 著
中央公論社、1974年刊
10 生きている黒い膜
スイッチの機能を持つ黒い膜 太陽と黒い膜

本文を読了しました。

カルヴィンの構想した、黒い膜を使った電池の概念図がありました。多分この本で一番大きい図です。

それを見ながら、こういうことかな?などと、参加してる方としゃべると、少しですが意味がわかってくるのが嬉しいです。

この本は、図が美しかったし、楽しかったなと、最後に改めて思いました。

50年前(1975年)に夢見られていた技術は、どれが実現してどれがそうならなかったのかな、いろいろあったことだろうな、と思いました。



きよもとさん
『俳句と地球物理 』寺田寅彦  著
鳶と油揚

鳶が上空200メートルを旋回しながら、地上の獲物を発見できるのは、いったいどういう仕組みなのでしょう。

科学の仮説を作る思考の過程みたいなものが随筆的な読み物になっていて、それがこの人の技!と思いました。



山崎
『芭蕉連句集』岩波文庫
二七 かくれ家や(伊達衣)93〜95ページ

内容の理解はさておき、徐々にわかってきたことがあります。

この歌仙の巻かれた場所は、前の「二六 風流の(曾良俳諧書留)」と同じく、元禄二年四月の須賀川。

つまり、奥の細道の時の旅でのものです。

少し前からうすうすと気づいてきました。

さっき、持っているのにちゃんと読めていない『奥の細道』を開いてみると、ちゃんと須賀川という地名や、栗齋という名前も発見。うれしいです。

やっと少し、この世界に入れてきた感があります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?