2021_0927_本読み

9月27日(月)は、

山崎
『ドラッカーと論語』安冨歩 著、東洋経済新報社、
附論
謝辞
(2643ら2698/2724)


附論は、2章の「己を知る」ということ、学而第一、一六についての解釈です。
ここの部分は三種類の原文があり、「何を患い、何を患わない」(患う=問題とする)のかの解釈が別れます。ここでは、自分が自分を知らないということが問題とすべきところだ、と解釈。その理屈を詳しく解説しています。



こいでさん
『誤動作する脳』樋口真美 著、医学書院
Ⅱ 幻視は幻視と気づけない 
 幻視という孤独
  抵抗と無力感
  誰にも知られたくない!
  おまえ、本物か?
  子供にだけは知られたくなかった


人に知られたくない、という心が、繰り返し書かれています。苦しい時期です。病気が、苦しいわけですが、その苦しみの内容は、何か、病気でないひと、普通の人にも通じる苦しさであると思いました。



はやしさん
『タイヨウのくにとツキのふね』
やまぐち さゆり (著)
株式会社KCR


読了でした。
1890年の遭難の話だったのですが、このことが(多分1980年台の)イラン戦争の時の日本人国外脱出に、トルコが力を貸してくれたり、ということにも影響を及ぼしていたそうです。



めいさん
『節英のすすめ』木村護郎クリストフ 著、萬書房、
4、共通語の限界
ことばが通じれば理解し合える?
(916~939/3674)


ソルブ語の民族の村の冊子の紹介でした。ドイツ語と併記になっています。
ドイツ語が外へ向けての例えば観光用となっているのに対して、ソルブ語の方は村の人へ向けてのことばになっていて、全く違う内容です。



きよもとさん
『失われた書を求めて』石川九楊 著、岩波書店、のあとがきから田村隆一の詩『帰途』


去年の12月に読んだのから、再読でした。山崎には、痛苦という言葉が印象に残りました。



山崎
『長い長いお医者さんの話』(カレルチャペック作、中野好夫訳、岩波少年文庫)、から「小鳥と天使のたまごの話」途中から最後まで


最後は天使登場で、鳥たちが飛べるようになって、お話おしまい。

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