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2024_0925_本読み

<866字>
冒頭の写真:
ヒガンバナの花芽が出てきました。今年は遅い?のかな?
そういえば、キンモクセイもまだまったく匂っていないです。


9月25日(水)は以下を読みました。


『犬の心』 
ブルガーコフ 著 石井信介 訳

未知谷 

今日から本文。
中央国民経済会議の職員標準栄養食堂のコックに熱湯をかけられ、火傷を負った、野良犬の毒づきのモノローグがずっと続きます。同様に(虐げられたプロレタリアートとして?)食堂でひどい飯をそれと知らず食わされているタイピストからシャリク(「こいぬちゃん」)と呼ばれて、多分、以後、この名になる。

(音読した人:山崎)





『Edge Life』
金星一 著


6 孤独な男
これまでと雰囲気が一転したように感じました。
なんでも一人でやることの賞賛。
兼床(キョムサン)ということばが気になりました。日本語かな?と思いましたが、韓国語のようです。料理が盛られた大きな器や鍋などから直接個人の箸で取るということや、そういうふうにする食べ方、そういう食事会までも意味することか?と、きよもとさんの検索なさったサイトからは受け取れました。

(音読した人:こいでさん)





『ひらがなの世界─文字が生む美意識 』
石川九楊 著

岩波新書

今日のところは分かりにくかったです。
ひらがながどのように成立したのかを説明してくれているのですが、話がどこに行ったのかわからず。
ただ、漢字の筆記体であったものから、かな、ができて行ったことは非常に面白いです。省略され簡単になっていく、というのは人の(あるいは生き物の)基本的性質なのかな、と思いました。

日本語はどこから来たのか。大和朝廷は渡来人で構成されていたのでは。とすれば、彼らの使ったことばは当然、古代朝鮮語。今の日本語はどこから?と考えると、そこではないのか、というのはこいでさん説。

朝鮮での漢字の使い方も、日本の万葉仮名のようなものだった(つまり、その地域の言語の音を漢字で写す)とすると、そこでは「かな」は生まれなかったのかな?など思いました。

(音読した人:きよもとさん)






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