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SONY MDR-7506 のカールコードをストレートにする

SONY MDR-7506(青ラベル)のカールコードをストレートに変えていきます。カールコードはちょっとした動きに追従したりプラグが抜けにくいなどの利点はあるのですが、重いんですよね。。演奏のモニターに使う方はわかると思うのですが、コードの余りを脚に乗せていると重さでずり落ちていって結果重い。体でリズムをとっているとびよんびよんする、など..

今回はMDR-CD900ST(赤ラベル)用のプラグ付きコードを使用。しっかりしていつつ、しなやかで取り回しが良いのがスキ。

SONY ( ソニー ) / 1-574-171-14 MDR-CD900ST用プラグ付コード
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/71068/

ヘッドホン本体から着脱式にしている例にかなり惹かれたのですが、コードがギターストラップに引っかかって抜けるのが想像ついたのと、プラグはほぼオーディオインタフェースにさしっぱなしなので普通の1/4インチTRSで良いか、となりました。


イヤーパッドを外し、ハウジングを開けていきます。イヤーパッドは手で、ハウジングはねじ4本で簡単に外れます。7506のコードからは(金、赤、緑)の細いコードがでています。

テスターで導通チェックしてみると、900STの換装コードの対応はこう。

S: 黒、R: 赤、T: 白

同じように7506のコードを確認すると、(900ST:7506)でそれぞれ(黒:金)(赤:赤)(白:緑)が対応しています。この対応色を付け替えていくだけです。つまりこんな感じ。

黒が手前に来ていますが、正しくは奥から二番目の端子が対応位置

はんだごてで細いコードを外して元のコード全体を抜き取ります。多少引っ張っただけじゃ抜ける気がしないコードでしたが中はこうなってたんですね。シンプルで合理的。

新しいコードを挿入、上の写真のようにくくりつけてはんだづけ。楽勝。

後は戻していくだけですが、パットが入らない..木製のへらを使ってねじ込んでいきます。正直これが一番面倒だった。

換装できました。時間にして30分かからないくらい。元のイヤーパッドをつけてチェックしましたが、出音が変わっている感じはしませんでした。使ってみると900STのように軽くて快適です。最高!



本編外。イヤーパットが破れてきていたのでついでに以前買っておいたものに交換しました。これ。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / 900EP ペア(2個) MDR-CD900ST/7506用イヤーパッド
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/249523/

900STのイヤーパッドは7506よりも薄いのですが、これは900STに近い厚み。耳との距離が近くなるからか低域の厚みが増すように感じる。悪くないし以前の僕はそれを試してみたくて買っていたけれど、純正のすっきりしたほうがスピーカーの出音に近くて気に入っていたのでそのうち戻すかもしれません。


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