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【日記】ハンサムな俳優さん

ハンサムな俳優。誰を思い浮かべますか?
イケメン、ではなく、ハンサム。
両者とも、顔の造形が美しいのを前提としても、それぞれの言葉から受ける印象は微妙に違う気がする。
個人的にイケメンは、今風な雰囲気を纏ったオシャレな人。
ハンサムは柔和で優しそうな裕福な育ち風の人。のイメージ。

私は、俳優の風間トオルさんがハンサムだと思う。
以前まで、ドラマ(科捜研の女)でたまに拝見したことがあるレベルの認識しかなかったけど、とあるバラエティ番組に出演していた風間トオルさんを見て印象が変わった。というか、強烈に印象に残った。

そのバラエティ番組は、
明石家さんまさんが司会の「明石家さんまのコンプレッくす杯」。
多分6,7年前頃に放送していたと思う。

番組の内容は、貧乏、田舎、髪が薄い、など、コンプレックスを持つ芸能人がそれぞれチームになって、互いのエピソードを話し、審査員が面白いと思ったチームが勝ちあがっていく。というもの。
この貧乏チームの一員として、風間トオルさんが出演していた。
風間さんには、貧乏とは真逆の、むしろ裕福なご家庭で育ってそうな印象をもっていた。まさにハンサムな人。
それがびっくり。驚きのエピソードがどんどん出てきて、爆笑をかっさらっていた。 

小学生の頃、家に冷房機器がなく、塀が大理石でできている見知らぬ人の家の外壁に張り付いて涼を取っていた話や、
小さい頃から食べるものがなくて、公園や河川敷で食べられる雑草を探していたため、今でも食べられる草はどれかすぐに分かる話、
テレビもゲームも家になく、電子機器を見ることがなかったことで、視力が以上に良く(3.0とか?)、アフリカ?で現地の動物を見つける番組のロケで、現地の人より先に動物を見つけてしまう話、等々。
※上記のエピソードは記憶だけで書いてうろ覚えのため、実際は少し違うかもです。

ハンサムな見た目からは想像もできない、衝撃的なエピソードをいくつも披露していた。
風間さんがこの番組に出演すると、だいた貧乏チームが優勝するので、途中から出演者ではなく、審査員としての出演に変更されていた。
それでも、審査員として話を振られた時に披露するエピソードが、その時の貧乏チーム出演者の誰よりも衝撃なエピソードで、また爆笑をかっさらっているのも素敵だった。

風間さんがご自身の貧乏エピソードをお話される際、
皆さんもこんなことしてたよね?みたいに、ものすごく普通に淡々とお話されているのが印象的だった。みんなが呆然とする位に強烈なエピソードなのに、悲観的でも、当時の環境を恨むようでも、不幸でしょ、とアピールしている訳でもなく、
ものすごく自然にお話されていた。その姿がすごくカッコいいと思った。

きっと自分の育った環境を受け入れているから、あんな風に自然体で淡々と話せるんだろうな。

ふと風間トオルさんのエピソードを思い出し、どうしても書きたくなってnoteに書きました。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

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