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第135号 35年ぶりに旧友に出逢う

2024年9月24日

8月某日に中学校の同窓会が開催されました。
私と会うのは実に35年ぶり?の面々も居たりして、緊張感ハンパない中での出席でした。
多くの人がそうであるように、35年も経てば環境などは色々と変化するモノで・・・

私自身この35年の間で一番大きな変化は【歯科医院を開業した】ことだと思ってます。

学生から社会人になったのも大きな変化ですが、その変化はまぁ多くの人が経験してますので話題が共有出来ますよね。
総じて、男子はまず顔と名前が一致しました。
女子は・・・分かる子も居ましたが「・・・!」みたいな子も(笑)
思うに、当時は未だ「男子は男子、女子は女子」みたいな感じで、男女が交じって時を過ごすことが殆ど無かったんですよね。ピュアな時代でした。
中学校時代はファミコン万歳の時代で、我が家にはファミコンが無かったために某友人の家に上がり込んでは【アイスクライマー】やりまくってた、ということを思い出しました。
お手製のカードゲームで授業の合間や放課後に白熱しあってた某友人とも再会できました。
なにしろ入学当初は分校扱いで1学年17クラス、中学1年の夏休みに校舎お引っ越しで机や椅子をトラックに乗せて運ぶ作業を手伝って・・・当時は楽しく参加してましたが、今なら「学生に何させてんねん」って話にもなりかねない様なことをしてた、気がします。時効です(笑)

某友人は「その日はセンセと本屋さんに行って、この段の端から端まで、みたいな買い方したで。図書館にはまだ本が一冊も無かったからなぁ」と当時のエピソードを教えてくれました。
校章も校歌も未だ無く、校章は誰々の案で、そういえば彼、彼女は美術が得意だった、等の話題も盛り上がり、○○センセは若かった、キレイだった、怖かった、など恩師の思い出には「そういえば、当時のセンセって、今のオレらよりもずっと若かったよな。えっ、あのセンセ、27歳やったん?(今のオレら50歳!)」などと、時が経っていることを否が応でも実感させられる場面もありました。

兎にも角にも、卒業以来経っていた35年の年月というものが「あっ!」と言う間に埋まるのが同級生の面白いところ。

私は後に所用があったために2次会あたりで別れを惜しみながら退席しましたが、強者は5次会くらいまで突き進んだそうで、何とも仲良きことかな!
思えば、当院数件隣の和菓子屋さんにも同級生が働いてますし、時々ランチに行く中華屋さんは同級生が後継いでますし、地元には同級生がたくさん居り、そういったところは地元で開業できて本当に良かったと思います。
中学校時代「お前には負けへん!」と言い続けてた某友人も遅れての参加で、ここにも実に35年ぶりの再開がありました。

彼は茨城県つくば市で眼科を開業して精力的に地域医療に貢献しており、メガネからコンタクトに変わり物腰穏やかな語り口調へと変わってましたが、根底にあるであろう彼の生き様みたいなモノは全く変わってなかったように感じてとても嬉しかったです。


全く連絡が取れない人もおり、「この人の連絡先知ってたら教えて」リストがありました。

同窓会って、出て来られる人と出て来にくい人がいると思います。

会の敷居を低くすることも大切ですし、参加した人が参加しにくいと思ってる人を誘ってあげるのも大事かな、と、今回誘われて痛感しました。

人生の何処かで必ず助けてくれるのが同窓生だと思ってます。

これからも同窓会には参加していこうと思った一日でした。

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