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振り返るといろいろあったけれど
2023年12月28日
谷川俊太郎は「大人の時間」という詩で、子どもは一週間経てばその分利口になるのに、大人はもとのままであるといっている。
たしかに、谷川がいうように、子どもは一週間に五十の言葉を覚え、自分を変えることができるのに、大人は同じ週刊誌をひっくり返すだけという人も多いかもしれない。
大人は一週間かかって
子供を叱ることができるだけ
子どものように着々と知識を身につけるわけにはいかないが、少しでも賢くなれたらといつも年の終わりに思う。歳を重ねると一年が速く経つ気がするという人は多いが、私の場合はこの数年外で仕事をすることがなくなったので、一日の区切りが曖昧なままずっと考え事をしているからそう思うのだろう。
今年は他方、時間が歩みを止めたと思った出来事が二回あった。まず、コロナウイルスに感染したこと。喘息の発作がひどく、眠れない日が続いた。息ができなくなるので死が間近に迫る気がした。
次に、帯状疱疹になったこと。これは激痛のため、夜眠れなくなった。痛みは二ヶ月経った今ほぼなくなったが、相変わらず明け方まで眠れないことがある。
ともあれ、振り返るといろいろあったが、何とか一年を終えられそうでありがたい。
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