憧れた主人公たち

マンガはたくさん読むので、「私を構成する5つのマンガ」のテーマを見たときには、すぐに書けるかなって思ったけど、5つ挙げるのが難しかった。

”私を構成する”となると、私の考え方や価値観に影響を与えたってことかなって思うと、さらに悩んでしまった。

1．フルーツバスケット

それでも、いの一番に思い浮かぶのは、「フルーツバスケット」。
圧倒的な存在感。今でも読み返す。というか、LINEマンガで現在進行形で読んでいる。最後まで読んでるのに、何度読み返してもいい。

透になりたかった。
透みたいに、優しく、誰も傷つけないで、相手を包み込める大きな人になりたかった。
夾くんが好きだった。
不器用な優しさが愛しかった。
透が夾くんに愛されているみたいに、誰かに愛されてみたいと思った。

読むたびに、自分はまだまだ透に程遠いと思い知らされ、もっと綺麗な心の持ち主でありたい、と思わせてくれるマンガ。
（でも心はそんな簡単に入れ替わらないね。）

2．ONE PIECE

「ONE PIECE」は、言わずもがな、読者人口がすごい。
「ONE PIECEを読んでないなんて、人生損してる！」っていう台詞は、世界中で言われてるんだろうな。

私が好きなキャラクターは「ゾロ」。（結局、不器用な男が好きなのかっていう）
好きな話は、挙げたらきりがない。

麦わらの一味のクルーの過去の物語は涙なしでは読めないし、アラバスタ編も好きだなー。空島も好きだなー。ラブーンの話も、メリー号とのお別れも、、ONE PIECE読むときは、主に泣いてる。

仲間とか夢とか、大人になってくると気恥ずかしいと思う気持ち、しがらみとかプライドとか周りからの評価とか現実についてまわるアレコレを、圧倒的なパワーで吹き飛ばして、
「お前はどうしたいんだ！」「もっと自分の気持ちに純粋でいていいんだ！」と、ハッとさせてくれる、私にとっては、心のデトックスマンガ。

ルフィのような、真っすぐな強さが欲しい。

この2冊はスッと出てきて、残り3冊を決めるのが難しかった。

小～中学校くらいまでに読んでたマンガで思い出せるのは、
「SLAM DUNK（スラムダンク）」「名探偵コナン」「スパイラル ~推理の絆~」「HUNTER×HUNTER」「イ・オ・ン」（色々調べてたら思い出した、懐かしすぎるー！）「ママレード・ボーイ」「夢幻伝説タカマガハラ」「レンアイ至上主義」（これは当時刺激が強くてドキドキした）とか、いろいろある。

でも、「カードキャプターさくら」「神風怪盗ジャンヌ」「高校デビュー」に決めたのは、やっぱり主人公に憧れた記憶が強く残っているから。

3．カードキャプターさくら

「カードキャプターさくら」は小学校当時流行ってて、さくらの「ほぇ～」を真似する子いたな。
私はそれを見て真似ができなかったけど（笑）、可愛くて憧れた。（外見だけの話じゃないよ）

4．神風怪盗ジャンヌ

「神風怪盗ジャンヌ」の主人公まろん、スタイルいいし可愛いし成績優秀で、新体操部っておしゃれすぎないか。外では完璧に見せて実は弱さを抱えているとか、主人公すぎる！笑
自分はこうはなれないと思ったから惹かれたな。
高校生が主人公のマンガだったから、当時にしてはちょっと大人の内容に思えて、稚空とのあれこれに、ドキドキしたな。もう1回読みたくなってきた。

5．高校デビュー

「高校デビュー」は高校生くらいの時に読んでたから、上2つの”さくら”や”まろん”への憧れっていうのとはまた違うけど、春菜の一生懸命努力できる、ひたむきさ、素直さ、それゆえに愛されるっていいなぁって。一緒に頑張りたくなるマンガ。ヨウもかっこよかった。

以上が、私を構成する5つのマンガ。共通点は「主人公に憧れた」ことかな。

色んな物語で、色んな気持ちをくれるマンガは私の人生には今後も欠かせません。作者の皆様、いつもありがとうございます。

#私を構成する5つのマンガ