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【こんな映画でした】168.[ロレンツォのオイル/命の詩]

2009年 1月17日 (土曜) [ロレンツォのオイル/命の詩](1992年 LORENZO'S OIL アメリカ 136分)

 (今となっては在職中、生徒さんからのお薦めで)。この題名からして意味不明で、何やら取っつきにくい感じがした。「命の詩」は邦題で付け加えられたもの。

 さて最初のシーンはアフリカで、いよいよもって何が始まるのかと思っていたら、舞台はアメリカは首都ワシントンに移っていよいよメインテーマが始まる。ALD(副腎白質ジストロフィー)と呼ばれる難病に罹った男の子ロレンツォとその両親のお話。実話だということ。

 ひとりでも病気の人がいると、家族のみんなはそれにかかり切りになり実に大変な状況になる。それはお年寄りや小さな子どもの場合もその程度の差はあるが、それぞれに大変だ。この映画の場合は主として両親であるが、その格闘・奮闘ぶりはとてもとても。

 しかし最終的に、親の愛情のなせるわざか、医者ではない素人の彼らが治療への道筋を見つけ出すというわけである。いろいろと考えさせられることはあるが、まずは感じることでいいだろう。そこから各自がどのように行動していくかを考えれば。なお、吹き替えもあったが、英語音声で観た。

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