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【こんな映画でした】816.[セックス・アンド・マネー]

2023年 3月27日 (月曜) [セックス・アンド・マネー](2006年 FRIENDS WITH MONEY アメリカ 88分)

 ニコール・ホロフセナー監督作品。女性監督、初めて。3組の夫婦と一人の独身女性のいわば4人の友人たちが主人公の映画。だから多分に男はお添えもの。共通点は、いずれも妻たる女性にいろいろとサービスをして大変だなというところ。

 そしてついに脚本家夫婦は離婚してしまうのだった。そして独身だった彼女は、ようやく不倫相手の男性を見限るきっかけとなる男性と出会うことになる。もっともその彼は「無職」と。ただどんでん返しだが、世の中の無職の人には、働かなくても財産があるので、という無職の人もいるということだった。彼はまさしくそれ。父親の遺産で一生食べていけるとのこと。

 女性たちの会話・発言はリアルである。現実の夫婦生活ではそんなふうなやりとりがなされているのだろう、と思わせられる内容。

 カットバックが多いのは、このいわば4組の人々を順次、時系列で描いていくからだ。だから最初は何が何やら分かりにくい。そしてこの映画は一体何なのだろう、と。見終わって、なるほどと少々唸らされる映画であった。

2023年 3月30日 (木曜) [セックス・アンド・マネー](2006年 FRIENDS WITH MONEY アメリカ 88分)音声解説版

 監督と製作者による音声解説版。基本的に裏話だが、これまで観てきた音声解説版と比べると、俳優が入ってないのはややつまらないか。ここでは二人とも作る側なので。

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