【こんな映画でした】529.[女は女である]
2020年 3月 7日 (土曜) [女は女である](1961年 UNE FEMME EST UNE FEMME A WOMAN IS A WOMAN フランス/イタリア 83分)
アマゾンプライムで。ゴダール作品。ジャン=ポール・ベルモンドが撮影当時27歳くらいで、若い。主役の女性は、アンナ・カリーナで撮影当時まだ20歳。目や口が大きくて、いわゆる美人というのではない。ファニーガールといったところ。
さて何と言ってもこれはゴダール作品。理解しようとしても分かるものではない、と途中で思いだして、そのストーリーを追って観ることとした。簡単に言えば、女性が愛する男性との結婚を実現するために、早く子どもがほしい、と。で行動に移すのだが、男の方が煮え切らない。そこで、いろいろ。たとえばベルモンドと仲良くしたり、と。
映像表現で面白いのは、「~と言って去る」だったかと思うが、ベルモンドがカメラ目線で観客に向かってセリフを言う。こんなのが何回かあった。街中を彼女が歩くシーンでは、おそらく手持ちのカメラで撮っているようだ。
ジャンヌ・モローもバーのシーンで出ていたようだが、気がつかなかった。要するにこの映画は、一体何なのだろうと思ってストーリーを追っているからだ。
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ベルモンドが「早くしてくれ、帰ってテレビで[勝手にしやがれ](ゴダール作品。ベルモンド主演映画)を観るんだから」といったようなセリフを言わせている。あと、いろいろ遊びがあるのだろうが。
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