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【こんな映画でした】760.[刑事コロンボ 死者の身代金]

2022年11月16日 (水曜) [刑事コロンボ 死者の身代金](1971年 RANSOM FOR A DEAD MAN アメリカ 95分)

 リチャード・アーヴィング監督作品。今作は「夫殺し」で、妻レスリー役はリー・グラント(撮影当時46歳)。そしてピーター・フォーク(撮影当時44歳)。これはパイロット作品の二作目とのこと。以後、シリーズ化されていくようだ。

 犯人を最初に見せておいて、コロンボがどのように追い詰めていくかというパターン。これは[古畑任三郎]もそうで、彼の仕種はコロンボと似ている。細かい点が気になる、というのは[相棒]の水谷豊に言わせている。いずれもコロンボの影響なのだろうか。

 ただ犯人を追い詰めるために、罠を仕掛けるというところが何とも。今作ではラストシーンで金の入ったトランクを見せているが、25000ドルにしては多すぎるように見えた。100ドル札ではなく10ドル札だったかもしれないが。

 これまで二作観てきたが、いずれも犯人役の俳優が達者な人を起用しているということが共通している。この先はどうなるやら。[刑事コロンボ 完全版vol.1]は五枚組10本のセット。試しに買ってみたもの。

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