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【こんな映画でした】154.[去年の夏 突然に]

2021年 8月 7日 (土曜) [去年の夏 突然に](1959年 SUDDENLY, LAST SUMMER アメリカ/イギリス 114分)

 ジョセフ・L・マンキウィッツ監督作品。驚くなかれ、この映画も精神病院とか精神病を扱った映画であった。アメリカ映画には多く見られる気がする。それだけ深刻な問題をアメリカ社会は抱えているということか。

 主演はキャサリン・ヘプバーン(撮影当時51歳)、そしてエリザベス・テーラー(撮影当時25歳)とモンゴメリー・クリフト(撮影当時38歳)。テーラーもさすがに患者といったイメージなので妖艶な美しさからは遠いものがある。あとでドレス姿を見せるが、それは魅力的である。あとの二人は年齢の割に老けて見える。演出上のことかもしれないが。もしかしたらタバコのせいか。

 脚本に原作者のテネシー・ウィリアムズが入っているせいか、セリフになかなか味のあるものがある。

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