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【こんな映画でした】147.[コロンバインの空に コロンバイン高校事件を乗り越えて]

2021年 7月29日 (木曜) [コロンバインの空に コロンバイン高校事件を乗り越えて](2005年 DAWN ANNA アメリカ 88分)

 アーリス・ハワード監督作品。初めて。監督の妻デブラ・ウィンガーが主演。撮影当時49歳。[シェルタリング・スカイ](1990)のイメージが強い。しかしここでは年相応のお母さん役。つまりドーン・アンナ役を。

 題名のコロンバイン高校での銃乱射事件は実際にあったもの。この家族の娘ローレンが巻きこまれて死亡する。このことを切っ掛けに母親ドーン・アンナが各地を回り銃の規制を訴えることになったという実話。

 映画としての出来はいま一つで、あまり上手くないとしか言いようがない。力点が前半の家族愛とドーン自身の脳梗塞のような病気との戦いにある。そのためコロンバイン高校での銃乱射事件のことは、実写フィルムが少し挿入されているだけで内容にはまったく触れてないので、これも不出来の理由の一つだろう。
 ということでこの映画はデブラ・ウィンガーのためのもの、ということに。

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