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【こんな映画でした】392.[ブルージャスミン]

2022年 4月 8日 (金曜) [ブルージャスミン](2013年 BLUE JASMINE 98分 アメリカ)

 ウディ・アレン監督作品。ケイト・ブランシェットがセレブから転落した女性を演じている。その虚栄心・自尊心から来る変えられない生き方は、傍から見ていてヒヤヒヤしたり、同情したりさせられる。実際こういう人はいるものだろう。気の毒だが、その虚構の世界で生きている限り、本当の人生はつかめないということだ。だからラストは突き放したまま。自業自得というか、それまでの人生の生き方を変えられない人間は滅びていくしかない、と言わんばかりのシビアさだ。アンハッピーエンドである。

 妹役のサリー・ホーキンスは[17歳の肖像]・[わたしを離さないで]で観ていた。実はこの映画は、2015年 3月18日 (水曜)に映画館で観たもの。その後ブルーレイディスクを入手していたが、久しぶりに観ることに。二回目。
 つくづく生きていくことの大変さを思わせられる。

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