見出し画像

【こんな映画でした】563.[ハンナとその姉妹]

2020年 4月16日 (木曜) [ハンナとその姉妹](1986年 HANNAH AND HER SISTERS アメリカ 107分)

 分かりづらい映画であった。まず女性の顔の違いがなかなか分からない。三人姉妹ですらそうだし、そこにもう一人似たような女性がからんでくるので余計分からない。結局、何なんだろう。現代の男女間の愛情の成立の難しさというものか。

 長女のハンナはミア・ファローで撮影当時41歳、二女ホリーはダイアン・ウィーストで撮影当時38歳、妹のリーはバーバラ・ハーシーで撮影当時やはり38歳。

 監督のウディ・アレン演じるミッキーは、極度の病気に対する恐怖症があるという設定。そして宗教というか、神は存在するか、と。ユダヤ人なのでユダヤ教なのに、カトリックに改宗しようとしたり、クリシュナの人たちの話を聞いたりしている。現代人そのものの有様をティピカルに描いていてるということか。

 音楽はバッハとジャズ。洒落たニューヨーク、といったところ。あいにくジャズには詳しくないので、エンドロールで見て分かった次第。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?