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【こんな映画でした】160.[ル・ディヴォース パリに恋して]

2021年 5月12日 (水曜) [ル・ディヴォース パリに恋して](2003年 LE DIVORCE アメリカ/フランス 118分)

 ジェームズ・アイヴォリー監督作品。[日の名残り](1993)の監督であった。それとナオミ・ワッツが出ているということで入手して観た次第。フランス人とアメリカ人の価値観・人生観の違いを中心に描いているのかもしれない。

 もっと軽いタッチかと思っていたが、やはり離婚に関して、さらに財産が絡むので相当しんどいものであった。ラストはそれなりに収めているが、一方の二人は殺されてしまうので、何とも。

 あと財産のアイテムとして絵画が出てくるが、その真贋をめぐってルーブル美術館の担当者はそれを贋作と断言しているのが面白かった。クリスティーズの担当者によると、「それが彼らの作戦なのだ、これは真作だ」、と。

 ナオミ・ワッツは撮影当時34歳。今作はいわば汚れ役。可愛くはあるが。その妹役のケイト・ハドソンは撮影当時23歳、初めて。グレン・クローズは見たことがあると思ったら、[ギリーは幸せになる]・[愛と精霊の家]で観ていた。

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