【こんな映画でした】374.[ダーティハリー]
2022年 5月23日 (月曜) [ダーティハリー](1971年 DIRTY HARRY アメリカ 103分)
ドン・シーゲル監督作品。このシリーズは初めて。一度はどんなものかということで、手に入れて観た次第。やはり暴力的なもので、あまり好みではない。もちろん一般受けしたことだろう。だから5作作られたということか。
変なことを言うようだが、この中で女性が殺されて全裸で発見されるシーンがあるのだが、ロングではあるが、まさに「全裸」であった。ヘアーの規制はなかったのかどうか。つまり封切り時に、日本の映画館ではどうしていたのだろうか、と余計なことを考えてしまった。
*
内容的にはアメリカ人好みだろう。法律を杓子定規に守っていたら、犯罪者を捕まえることができず、事件を再発させるのだ、との警鐘を鳴らしているとも言える。また古い映画なので殺人シーンは、今ほどにはリアルではない。つまりそんなにも血しぶきはとんでいない。
オープニングシーンは、サンフランシスコ警察での警察官の殉職者の名前を刻んだ碑が映し出される。やはりそれは伏線というか、ダーティハリーのような警察官の存在もやむを得ないと暗示するものだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?