【こんな映画でした】416.[タイムリミット25時]
2021年 2月13日 (土曜) [タイムリミット25時](1946年 DEADLINE AT DAWN 影の足あと 暁の死線 アメリカ 83分)
「サスペンス映画 コレクション 脱獄の掟」の一枚。ハロルド・クルアーマン監督作品。初めて。主演はスーザン・ヘイワード(撮影当時28歳)、ルネ・クレールの[奥様は魔女](1942)で観ているようだ。だからこの映画でも見やすかったのかもしれない。水兵役はビル・ウィリアムズ、タクシー運転手をポール・ルーカス(撮影当時54歳)、[バルカン超特急](1938)に出ていたようだ。
何と言ってもスーザン・ヘイワードが魅力的。小顔で親しみやすい。ポール・ルーカスも渋い。内容的には、やや不満が残る。それは最後の最後で真犯人が判明するというところ。ややとってつけたような感じ。要するに伏線がなかった。途中から介入してくるので、そこからは怪しいと思えば怪しかったのだが。
解説には「深夜2時、水兵アレックスが金を返しにエドナという女のもとを訪れると、彼女は殺されていた。軍に戻るため6時のバスに乗らなければならないアレックスは、クラブで知り合ったジューンと犯人を探し始める」、と。
何にせよこの原題(「夜明けのデッドライン」)が、どうして邦題のようになるのか。面白いと言えば面白いが、どこから「25時」になるのだろう。「タイムリミット」というなら、「午前6時」だった。バスの発車時間だ。
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