【こんな映画でした】274.[ラブ・ダイアリーズ]
2021年 6月 3日 (木曜) [ラブ・ダイアリーズ](2008年 DEFINITELY, MAYBE イギリス/アメリカ/フランス 112分)
アダム・ブルックス監督作品。初めて。これもアビゲイル・ブレスリンの映画出演作ということでチェック。ただ残念ながら狂言回し役で出番は少ない。設定では10歳ということらしい。父親(ウィル・ヘイズ)役はライアン・レイノルズ、撮影当時31歳。[黄金のアデーレ 名画の帰還](2015)で観ているようだ。
主人公は大学を首席で卒業というエリート。彼がクリントンの民主党大統領候補の選挙に参加(就職?)するところから始まる。時に1992年か。野心に燃える若者とその恋愛事情が描かれていく。
邦題は、ウィルの恋人のエミリーが、友人のサマーに渡して欲しいと頼んだ日記のことから。原題は、どう訳せばいいのか分からない。「メイビ」だから、やはり不確かというニュアンスが強いのかもしれない。
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何がミステリアスかというと、娘マーヤ(アビゲイル・ブレスリン)の本当の母親は誰なのか? どうして父親はそのような遍歴を経てきたのか? といったところ。片思いがずれあって上手くマッチメイキングができなかったという、人生模様である。
ラストは離婚のあと、昔の女性エイプリルと結ばれるような雰囲気で終わっている。興行収入が良いところをみると、この手の作品が喜ばれるのだろう。アビゲイル・ブレスリンの映画出演作でなければ、この映画はチョイスしてないだろう。別に映画でお勉強をしたいわけではない。
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