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【こんな映画でした】172.[めまい]

2020年 6月 5日 (金曜) [めまい](1958年 VERTIGO アメリカ 130分)

 アルフレッド・ヒッチコック監督作品。いつものテンポのいい作品と違い、なかなか本性を出してこない感じ。一時間くらいはずっとじらされて、ようやく本題に入っていくような。もちろん実はそうではなかったが。つまり一杯食わされる・やられたということに。

 しかし何とも凄いアイデアだ。そのトリックに主人公ジョン(ジェームズ・スチュワート)がいつから気がついていたのかは、観ていて分からなかった。服選びで、しつこくそれではない、というあたりからか。

 本来のキャスティングでは、キム・ノヴァクではなかったようだ。特典映像でチラッと観たが、ヴェラ・マイルズが予定されていたが、妊娠のために交代。私には彼女は清楚な感じであった。つまり、俳優によって映画の雰囲気が、かなり変わってしまうということだろう。とまれこれが彼の有名な映画であったか、といったところ。

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