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【こんな映画でした】315.[ココ・シャネル]

2021年 9月 7日 (火曜) [ココ・シャネル](2008年 COCO CHANEL アメリカ/イタリア/フランス 138分)

 クリスチャン・デュゲイ監督作品。初めて。若き日のココをバルボラ・ボブローヴァ(撮影当時33歳)、初めて。好演。現在のココをシャーリー・マクレーン(撮影当時73歳)、貫禄と言うべきか。この映画を観ようと思った切っ掛けはシャーリー・マクレーンの出演作ということだったので。もっとも出番の時間では、バルボラの方が長いのだが。

 ココ・シャネルは1883年生まれというから、映画の前半は第一次世界大戦前のこと。まだ貴族の時代。そして「お針子」が蔑視されていた時代だということだ。第一次世界大戦が終わり、そこからは飛ばして現在、おそらく1953年頃に。

 オープニングシーンはその失敗に終わった現在のコレクション発表の時に始まり、ラストシーンは成功裏に終わった発表の時で終わる。そのコレクションこそ、世に言うシャネルスーツということになるようだ。

 ココ・シャネルの15.6歳頃から70歳までを描いたものであった。事実との関連は調べてみないと分からないが、それが分からなくても映画として楽しめばいいか。

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