[詩]追い風、向かい風

理性は針のように心に刺さり
感情は波紋のように心に染みる
どちらが人に良いかなど
その時々で変わるだろうが
誰かが誰かを思う事に変わりはない
もっともっと心にある情景を
心惹かれる言葉の綴りを
描く指を欲して生きている
風が吹くたび
私の心を虚しさが撫でていく
それが悔しくて
がむしゃらに経験を積んでいる
そしてそれは
針のように刺さり
波紋のように染みる
誰かの心に吹く風になるのだろう

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