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Day-2-1 But life goes on.

Day-2 高円寺の喜楽

思い出されることなど

高円寺のライブバーみたいなところがあるかとのことでまたまた実現した二日目。この日はトシちゃんが企画してくれた。
恋はもうもくという東京スーパースターズのなかのくんのソロと3人+サトゥも入ってくれた。
この日も東京はとても暑く、私は滞在先の猫二匹と冷房のなか地球の重力に目一杯引っ張られながら床の上で平たくなっていた。
つまりごろごろしていた。
心地よい日差しと猫と冷房という「もうこれ以上、何を望む!?」という状況の中にもかかわらず
「せっかく赤穂くんだりから東京に来ているのにそれでいいのか?」
という内なる他人の声と
「お腹すいたなぁ」
という自分の声に突き動かされ、
昼過ぎにもそもそ準備を始めバスと電車で高円寺に向かった。荷物も多少あったけど、高円寺では軽く古本屋を回りたかった。
高円寺南口には古着屋はこれでもかというくらいあったけど、古本屋は一軒しかなかった。どうも北口には何軒かあるらしい。
高円寺の思い出といえば、いくつかあるが
10代の時、妻と一緒に20000VというライブハウスにBREAKfASTのライブを見に来たことが思い出される。
初めて来た高円寺、初めてのハードコアのイベント、10組ほどのバンド名が出演陣に名を連ねる。多い。
当時の私たちはBREAKfASTとSFPを目当てで行った。しかしライブハウスに着くと入り口までには長い長い階段を降りていく必要があり
その階段の両サイドには溜まっているお客さん(もしくは当日の出演者の皆さん)。当然のことながら、みなさん見た目がハードコア。

その物凄い迫力に気押されながら階段を降りていくと、突然、酒瓶が割れる音がした。
それで完全にビビってしまった私たちは結局、そのまま引き返し高円寺を後にした。

炎上系ファミリーレストランで

そんな私も20年という歳月が経ち、もう40手前になっている。
20000Vがあったはずの商店街を歩いたが、それがどこにあったのか、まだあったのかも定かではない。
古本屋を後にした私はあまりの暑さに、最近は炎上系ファミレスとして名高いサイゼリヤに来た。
サイゼでドリンクバーを頼んで友人に勧められた『メイドインアビス』という作品を見る。今見ているよとメッセージを送ると
「何も東京で見なくても」
とその友達にも言われた。私も同感だ。
アニメはストーリーは面白いが、作者の小児性愛サディズム趣味が至る所に散りばめられており、少々困惑した(この話は混みいるのでこれ以上は立ち入らない。)。サイゼリヤには私みたいな人がたくさんいて、おもい思いの方法で時間をただ消費しているようだった。

短いあとがき

余談だかこの日は余命100年のひとが働いてたという噂のタイ料理屋で昼食をとった。本当は共演者について書こうと思ったが長々となったので2回に分けることにしました。次回が本題です。また全文公開で投げ銭にしています。気が向いたら、投げ銭 for our next meetingしてください〜。 

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