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フィルム写真

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フィルムカメラLeicaM4で撮影したモノクロ&カラー写真及び私のカメラ考。
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2022年3月の記事一覧

あの日の白木蓮

急な冷え込みが2日ほど続き、ようやく春の暖かさが戻ってきた。 もし、私が自分の庭を持つのなら、白木蓮をシンボルツリーにしたいと思っている。 春になって、何もない枝から、ぽっと白い鳩が次々に増えていく様子は、マジックのようでもあり、 幸福感が溢れているから。 そろそろ、あの家の白木蓮も見頃を迎えるに違いない。 M4を持って出かけた。 途中、ボケや椿、桜もちらほら、満開のミモザの下に入り、誘惑は沢山あったが、今日は白木蓮だから。 近くまでついてもなぜか、白い塊が見えない。

偶然の失敗を愉しむ

朝ボーッとしていて、フィルム交換しようとカメラにフイルムが入ったまま、裏蓋を開けてしまい、立ち直れないショックだった件は、先日お話ししました。 その現象が戻ってきました。 『おお、割とまともに現像できていそう。』 蓋を開けていたのは、わずか2秒くらいだったので、フィルムロールの中心に近い部分はほぼ大丈夫でした。 私が主に被写体としている生きている花を撮る場合は、自然風景写真やstreet-photoと同じで(大体において写真とはそういうものですが)蕾から開花、枯れるまで

椿

椿、微笑む。

ネガティブからポジティブ

昨日の朝、フィルムを充填しようとして、ボーッとしてフィルムが入ったままのカメラの蓋を開けてしまい、凹む1日のスタートとなった。 暗めの場所で2秒くらいだったが、もうダメかな。 こんな時に限って、なんかいい写真が撮れていたような気がする。 先日、フィルムの在庫がなくなってきたので買い足そうと思ったら、いつも10個単位でまとめ買いしていたKodak Tri-X400の価格が、ほぼ倍になっていて、ネット画面を何度もスクロールしてしまった。 同じ価格で5個しか買えなくなってしまった