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セカンドハウス

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古き良き昭和の別荘リノベーション記録。
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#ビンテージ

セカンドハウス プロローグ 『イサムの家』

人生には、いくつかの大きな転換期が訪れる。 若い頃は、夢や希望に向かって飛び込み台に上り、躊躇なく先の見えない深い水の底を目刺して飛び込んでゆくものだ。 半世紀以上歳を重ねるとこれまでの経験からその怖さや痛みも想像でき、それが逆に『あだ』となり、熟慮を重ねた上に踏みとどまることが多くなる。何らかしらの大きな『きっかけ』がないと動けないものだ。 昨年の父の死を目の当たりにして、健康寿命を考えるようになった。 『あとどれくらい何ができるか、やり残したことはないか。。。』 植

セカンドハウス 『6月の庭と飴色ビンテージ』

湿気と暑さで不快な梅雨到来。 セカンドハウスのヒメシャラも6月末でほぼ花の終わり。 6月末の庭は、スモーキーな緑の森だ。 6月の庭作業は、草刈り、雨に備えて側溝の落ち葉除去。 そして暴れた梅の木から少しの梅を収穫。 剪定もしていない枝だから、伸びたい放題。上の方につけた実は『三角ホー』で枝を引っ張ってもぎ取る。 『三角ホー』は雑草取り用の道具なのだが、コンクリートにへばりついた苔落としとか、色々な意味で優秀な道具。 レーキと三角ホーは必須アイティム。 庭に植えた山紫陽花は