SEO(Google検索エンジン)の評価基準全体像【2019年4月19日時点】

2019年になってから目立つ、不安の声。
「検索順位が前みたいに上がってくれない...」
「アフィリエイターは生き残れるのだろうか...?」
SEOコンサルはいつでもお決まりのフレーズ
「とにかくユーザー目線を大事に」
「コンサル先のサイトは順位が上がった。ユーザーに向き合った結果だ!」Twitter界隈にもnoteという名の情報商材を売るアカウントが絶賛爆増中♡

半分冗談でツイートした下記も反応が良かったので、たくさんのSEO従事者が方向性に迷っているのかも?

そこで、今のSEO(2019/4/19時点)の評価基準を公開します。現状の検索結果を分析するかぎり、ほぼ間違いないでしょう。
※あくまで考察の結果
検索順位は相対評価なので絶対に1位を取るSEO対策は存在しませんが、1位になりうる器対策はできます。

《目次》
SEOの全体像(2019年4月19日時点)
ー第1GOAL:顕在ニーズの網羅
ー第2GOAL:潜在ニーズの網羅
ーーーーここまでがユーザー目線ーーーー
ー第3GOAL:外部被リンク施策
ー第4GOAL:サイテーション・指名検索(固有クエリ創出)
ーPOWER UP:テクニカル各種

SEOの全体像

下から上の順番に、大事な対策になっています。

①顕在ニーズの網羅
②潜在ニーズの網羅。
ーーーーここまでがユーザー目線ーーーー
③外部被リンク施策
④指名検索(サイテーション)
この4つが今の検索順位に大きく影響中。
YMYL関連クエリは、他のクエリより被リンクや指名検索を強く評価しています。他のクエリが①②に50%、③④に50%の評価をしていると仮定すると、YMYLクエリは①②に20%、③④に80%くらいの差があるんですよね。
おそらくYMYLクエリの中でもそれぞれ%割合を変えており、①②に5%、③④に95%の重みづけをしているはず。だから何も載っていないドメインが検索上位に上がっていることもw

ー第1GOAL:顕在ニーズの網羅

SEOでいう顕在ニーズとは、検索結果から連想できることを指します。
このニーズを満たすことによって初めて最低限、検索順位の上がる器の出来上がり。満たさないまま上位表示すると、時間とともに順位は落ちていく傾向にあり。

では、例として「SEO対策 値段」の検索結果を見ていきましょう。実際に手を動かしてみたいなら、下記リンクから簡単に飛べます。
Google検索結果画面「SEO対策 値段」

注:説明文(ディスクリプション)に広告と記載のあるものはSEOで順位を上げているのではなく、広告費を支払っているものなので無視。

記事タイトルや各記事の中身を見ると、どんなニーズがあるのか分かります。これが顕在ニーズ!
例えば...
・SEO対策の平均相場
・高いものと安いものの違い
この2つが出てきました。

ー第2GOAL:潜在ニーズの網羅

次に、潜在ニーズを探していきましょう。
SEOでいう潜在ニーズとは、検索ワードから連想できることを指します。顕在ニーズは検索結果、潜在ニーズは検索ワードから連想する違いがあるんですよ。
この第2GOALで大切なのが2つ
①Googleの検索データベースにまだない(オリジナル)コンテンツを作ること
②検索者のメリットを的確に指摘すること
1で検索結果1ページ目に入る器を作り、2で検索順位3位以内に入る器を作れます。

では実際に「SEO対策 値段」の潜在ニーズを調べていきます。
検索した本人の立場から想像することがPoint!もし想像できないなら、検索者の気持ちに立てるような情報を集めるといいですよ。生の声が分かりやすいのでTwitter、InstagramやQ&Aサービス(例:Yahoo知恵袋)を活用します。


これらの生の声から、「SEO対策 値段」と検索ワードを打つ人の気持ちを理解していきます。
そしたら出てくるのが例えば...
・比較表
・ランキング(値段特化)
・安くても依頼しないほうがいいSEO会社の見分け方
ザッとこのあたりが出てきました。
今回は実際にコンテンツを作らないので軽く調べましたが、検索順位1位を取り続けたいなら絶対に、深堀りしてください。ここがコンテンツの良し悪しに大きく影響しますから。


ーーーーここまでがユーザー目線ーーーー

第3GOAL以降は、SEOコンサルタントがよく言う「ユーザー目線」の施策ではありません。検索順位をより上げるための、「Google目線」の対策です。

あっ、第1~2GOAL(土台)がしっかりしていないと、どんなに第3GOAL以降を頑張っても結果は報われません。一旦は1位を取れても、徐々に下がっていきます。器大事


ー第3GOAL:外部被リンク施策

第1~2GOALをクリアしても、1位になれないクエリがあります。いわゆるライバルの強いクエリ!
検索順位は相対評価なので、ライバルのほうが総合点数は高かったらあなたのサイトは2位に落ちてしまいます。

順位が落ちたからコンテンツを見直す.......のはいつか限界がやってくるんですよ。
なぜなら、コンテンツはパクれるから。自分もパクってライバルもパクっての繰り返し。1位を奪い合う消耗戦になり、どんどん利益率が下がっていく...。なるべく利益は高く保ちたい!!

そんな時こそ被リンクの出番。
継続的に被リンクをもらえる器の作り方は、論点がズレるので話しません。一言でいうなら、自分も被リンクしたいと思えるサイトです。器があって初めて持続的に被リンクをもらい続けられます。
※一時的な被リンク施策は中古ドメインで対応できます

リンクジュースウマウマ😋


ー第4GOAL:サイテーション・指名検索(固有クエリ創出)

SEO対策のゴールは指名検索にある、といっても過言ではないくらい。それくらい高い知名度になってくると、被リンクの獲得しやすさもチート級
ここまでネタにしてきた「SEO対策」の検索クエリなら、バズ部とかですかね。あんまり知らない。本当はGoogleのドメインやWordpressのドメインが最強、と検索結果の最下部を見ると分かります。

分かりやすいのは楽天やAmazonで、2019年以降これらのドメインが無敵のクエリ増殖中。
ランク付け要因がいろいろありすぎて、サイテーションや指名検索それ自体が順位上昇に影響しているか定かではありません。確実なのは、サイテーションによって知名度が増し、被リンクをもらいやすくなっていること。

※無理やり作った固有クエリや、ネガティブなサイテーションも一時的に効果はある動きをします。ただいつ逆効果になるか分からないのでリスクは高い。ここは利益や倫理の問題ですね。短期的にコストを回収するなら上手くいく可能性は高いですが、長期になればなるほど失敗する確率が上がる。

ーPOWER UP:テクニカル各種

ここまで知ってきたSEOの評価基準以外にも、あらゆるランク付け要因があるとGoogleの人は言っています。
実際、第3~第4GOALの施策を行わずとも、テクニカルな対策で順位が上がることも。例えば...
・文章構造
・画像最適化
・冒頭
・文中での利益提示
・初動加速のSNS
・CVRの上がる伝え方
これは挙げだしたらキリがないし、今考えてすべて思いつくのも難しいw

あくまでテクニカルな部類のSEO対策であって枝葉の部分。幹がしっかりしていないとこれらは活きてこないので、まずは第1~2GOALから!


締めの言葉を。
ライバルの弱いクエリは第1と第2GOALを少しクリアすれば1位を取れます。
普通のクエリは、第1~2GOALを突き詰めたら1位を取れます。
ライバルの強いクエリは第1~2GOALまで突き詰めるのは当たり前。第3GOAL以降で差をつけてやっと1位を取れます。
YMYLクエリは第1~2GOALほぼ無視で、第3GOALの評価が高ければ1位を取っています。偏りすぎてランク付けの重みを変える可能性もありますが、判断はGoogle次第。


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