Kiseki.Na
Kiseki.Naのイメージガール プリンスエドワードを舞台に 彼女が紡ぐ物語を背景に色々なデザインの服が 生まれていくはずです
少し時期をはずしましたが 前回に引き続き「クリスマス前夜」の写真です。 「モノクロフィルムで夜の写真がどこまで撮れるのか」 の、自信がなかったのですが 一応、…
クリスマスナイトです! 夜の風景を撮るのは怖いんですよね。 現像するまで結果が見えないですから。 まぁ、それもフィルムの醍醐味です。 今回は とある地方都市のクリ…
外気は冬らしく、少し痛いような冷たさを感じさせる。 でもアンの両頬は意外に上気しているようでした。 それは別にデパートのお菓子売り場を 1時間近く歩き回ったからと…
今回は写真の事を少し。 以前も書きましたが ファッション企画を立てるに際して その内容に奥行きを持たす目的で 服のデザイン以外の 例えば「場所」であるとか 「シチュ…
なんだか今年も「秋」を感じられる時間が 少なかったような気がします。 10月の後半でも日がさしていれば 半袖でも十分過ごせましたし 天気が悪かったりすると 「もう冬…
現実と非日常あくまで個人的な考えですが 「ファッション」はいわゆる「芸術」とは違うと思います。 あえてこんな風な言い方をしますけど 「そんな高尚なものではない…
Tシャツ!! 20年以上ファッションの世界に棲んでいるのですが 実はワタクシ・・・ 自分の服を縫ったり 持ってる服をリメイクしたりすることは 全くありませんでした! …
その道に差す影はまだ短いようです。 つないだ手を少し気にしながら アンは幸せな気分に浸ていました。 さっき観た映画はちょっとつまらなかったけど そんな事はどうでも…
創られていく世界Kiseki.Naと言うブランドを作り 少しずつアイテム数を増やしていきました。 メインマテリアルを麻にした 比較的プレーンなデザインの服を展開しています…
彼女の住む街。 始めは、この「アン」の物語を 「服の企画の一環」として書き始めました。 服をデザインするにおいて 今では古い手法になったのかも知れませんが 「その…
「Cafe the high Island」やや控えめではあるけれど なんとも趣きのあるそのサインボードに 小さく会釈をしてから店内に入ります。 こげ茶色に光ったアンティーク調のカ…
デザインあれこれファッションにお詳しい方は 「立体裁断」と言う言葉をご存じだと思います。 ただ、一パタンナーから見てみますと その言葉、かなり誤解されているのでは…
あと数十分。 アンはさっきから時計ばかりを気にしています。 「早く定時が来ればいいのに!」 ほんの少し前ケイタイに届いたメッセージを 確認したいけど でもねぇ…
仕事で服を作っていますと なんと申しますか 「一般的に流通されている服」に慣れすぎてしまいまして 「面白い服を作りたい!」と、言う ある種の初々しいモチベーシ…
あくまで私の肌感覚なんですけど 現今の服のデザインは かなりベーシックな物の方に傾いていると思います。 各種メディアで目にする有名人の方々は 以前と左程変わらずデ…
今日も一日が終わった。 そんな事に疲れたりはしない。 週末だと言うのに「アイツ」は連絡も寄こさない。 ようやく慣れ始めた仕事をかたづけて アンは朗らかに笑って職場…
2022年2月8日 10:20
少し時期をはずしましたが前回に引き続き「クリスマス前夜」の写真です。 「モノクロフィルムで夜の写真がどこまで撮れるのか」の、自信がなかったのですが一応、撮っていたんです^^三脚も使わずに撮ってますのでやっぱりぶれちゃいますね。でもですね、モータードライブも付けてますのでカメラ自体が結構大きくなっちゃってるんです。なので街中で撮るのはちょっと恥ずかしいんですよ^^;でも
2021年12月27日 10:21
クリスマスナイトです!夜の風景を撮るのは怖いんですよね。現像するまで結果が見えないですから。まぁ、それもフィルムの醍醐味です。今回はとある地方都市のクリスマス前夜の風景です。ファッションは関係ありません^^X’mas Night 愛をいっぱい込めて♪お友達の革小物ショップ♪
2021年12月6日 09:28
外気は冬らしく、少し痛いような冷たさを感じさせる。でもアンの両頬は意外に上気しているようでした。それは別にデパートのお菓子売り場を1時間近く歩き回ったからと言うのが理由ではなさそうです。「どうしてチョコレートなのよ!」多分、彼はお菓子がそれほど好きじゃない。でも世間ではチョコレート。取ってつけたような「それ用」のバレンタインギフトは どうしてもイヤ!!アンの頑なな性格
2021年11月24日 14:42
今回は写真の事を少し。以前も書きましたがファッション企画を立てるに際してその内容に奥行きを持たす目的で服のデザイン以外の例えば「場所」であるとか「シチュエーション」であるとかをある程度設定して世界観を作っています。その時の資料として使うため写真を撮ったりしてるんです。まぁ、八割がた「言いワケ」ですけどね。ほとんど趣味、と言うか遊びです^^普段はモノクロフィルムを使って
2021年11月5日 14:16
なんだか今年も「秋」を感じられる時間が少なかったような気がします。10月の後半でも日がさしていれば半袖でも十分過ごせましたし天気が悪かったりすると「もう冬なのか?」と思うくらい寒かったりしましたからね。ファッション業界の人間からすればついこの間までTシャツが売れていたのに今はもう重衣料が売れ筋か!って感じです^^;ファッションの企画は、やはり今でも基本的には季節ごとにア
2021年9月27日 09:57
現実と非日常あくまで個人的な考えですが「ファッション」はいわゆる「芸術」とは違うと思います。あえてこんな風な言い方をしますけど 「そんな高尚なものではないだろう」と、ずっと思っています。テクニカルな見方からもそう思うんですがここでは少し概念的な話を^^ファッションのムズカシイ所は実際に扱う「服」と言うものとそれに付随する「付加価値」みたいなものが距離を置いて存在する現
2021年9月7日 09:27
Tシャツ!!20年以上ファッションの世界に棲んでいるのですが実はワタクシ・・・自分の服を縫ったり持ってる服をリメイクしたりすることは全くありませんでした!なにせ取れたボタンをつけなおすことさえ自分ではやりませんでした。いや、当然仕事ならやりますよ!!もともと婦人が専門のパタンナーですからメンズ物を作ることに興味がないと言いますかはっきり言って 「買った方が安い!
2021年8月20日 07:54
その道に差す影はまだ短いようです。つないだ手を少し気にしながらアンは幸せな気分に浸ていました。さっき観た映画はちょっとつまらなかったけどそんな事はどうでもいいみたいです。久しぶりに二人で歩くことそしてとなりにいる飄々とした彼の顔がアンの心をくすぐります。 「もう!・・・」夏の夕暮れの影はやっぱり短くその切なさを少しだけ緩和するみたいです。 「もう少ししたら
2021年7月20日 13:56
創られていく世界Kiseki.Naと言うブランドを作り少しずつアイテム数を増やしていきました。メインマテリアルを麻にした比較的プレーンなデザインの服を展開しています。その世界観も、いわゆる ナチュラルカントリーみたいなテイストでした。曲がりなりにも展示イベントを開いたりしながら世界観を広げてきましたが「明日に吹く風」の展開をご覧いただいてもお分かりの通りそのデザイ
2021年7月7日 17:24
彼女の住む街。始めは、この「アン」の物語を「服の企画の一環」として書き始めました。服をデザインするにおいて今では古い手法になったのかも知れませんが「そのシチュエーション」を具体的に設定することでより「新しい物」を創造するきっかけになるそんな風に思っていたんです。「明日に吹く風」で書いている 「アンと言う女の子の物語」も、そもそもは「服のデザインをするためのたたき台
2021年6月25日 11:48
「Cafe the high Island」やや控えめではあるけれどなんとも趣きのあるそのサインボードに小さく会釈をしてから店内に入ります。こげ茶色に光ったアンティーク調のカウンターには8つほどの椅子があり他にも4人掛けのテーブル席5セットが並ぶくらい適度に伸びやかな空間のお店なのです。60’sみたいな「オールドアメリカン」な雰囲気でそれがマスターの趣味なのか詳しく訊いた
2021年6月23日 09:42
デザインあれこれファッションにお詳しい方は「立体裁断」と言う言葉をご存じだと思います。ただ、一パタンナーから見てみますとその言葉、かなり誤解されているのではないかと感じることも少なくないのですが・・・。その事自体はまたいずれ書くと思いますが今回は少し違う話です。以前も書きましたが現在の服の市場ではあまり込み入ったデザインのものが支持されないような風潮があるように思います。そ
2021年6月2日 11:56
あと数十分。アンはさっきから時計ばかりを気にしています。 「早く定時が来ればいいのに!」ほんの少し前ケイタイに届いたメッセージを確認したいけどでもねぇ・・・なんとなく分かってはいるんです、その内容は^^一昨日の夜、カレンから電話がありました。 「あのね、アン。 ちょっと話したい事があるんだよね。」「またいつもの愚痴か。」と思いはしたけど友達と会って話をする
2021年5月25日 09:41
仕事で服を作っていますとなんと申しますか「一般的に流通されている服」に慣れすぎてしまいまして 「面白い服を作りたい!」と、言うある種の初々しいモチベーションを忘れてしまいそうになります。私だけかな?何度かこの連載でも書いていますが現状ではあまり「込み入ったデザイン」が市場で好まれない傾向があると思うんです。なのでビジネスとして服を作るとなるとどうしてもデザイナーの創造性
2021年5月14日 15:39
あくまで私の肌感覚なんですけど現今の服のデザインはかなりベーシックな物の方に傾いていると思います。各種メディアで目にする有名人の方々は以前と左程変わらずデザイン性の高い服をお召しですがこれが一般市場になりますと話が変わります。あまり「特徴的なデザイン」が歓迎されないような風潮にあるように思います。おそらく営業職や小売りの立場からは 「売りづらい商品」と、言う事になって
2021年5月11日 14:33
今日も一日が終わった。そんな事に疲れたりはしない。週末だと言うのに「アイツ」は連絡も寄こさない。ようやく慣れ始めた仕事をかたづけてアンは朗らかに笑って職場を後にします。見慣れたはずの「学生通り」。そこにある他愛ないバス停のベンチに彼女は意外なほど勢いよく腰を下ろしたのでした。向かいの歩道には4人の女の子たちが楽しそうに話しながら歩いています。 「そんなに年はかわらないん