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ボートで暮らす女友達【フロリダ&海外】子供を持たない自由ライフ

先日、近所に住む女友達2人と一緒に、近所のマリーナに停泊しているボートに住む別の女友達のところに遊びに行ってきました。

ボートの2階もデッキになっていて、アウトドア用のカウチやテーブルが置かれてるのが素敵!

夕陽を見ながら寛いだあとに、ミニボートに乗り替えてビーチレストランに行く予定だったのですが、激しいスコールに襲われてしまい、スナックやドリンクを室内リビングに移動させて、そこでずっとおしゃべりしていました。

ピカピカと輝く超豪華ヨットではなく、中古ボートではあるけれど、まるで家のような居心地の良さで、ゆったりとしたリビングに2つのソファーとコーヒーテーブル。ぐるりと四角い窓に囲まれ、大きな冷蔵庫のあるキッチンもほどよい広さ。洗濯機と乾燥機、シャワーつきの寝室が4室、クローゼット、そして操縦エリアが2か所。

リタイヤしたらこういうボートに住みたがる独身男性が、ここフロリダにはちらほらいますが、女性で一人暮らししてる人は聞いたことがなかったのでびっくりしました。

そもそも、このサイズの船は、一人で停泊させられないし、操縦できるなんてすごいね!!!!と褒め称えたら、たら、なんと彼女は、ボートの操縦ができないと言うのです。

2つあるエンジンルームも何がなんだか分からないし、操縦ボタンも分からないし、電気のスイッチのオンオフしか分からないというのでぶっとんでしまいました。自分で操縦できないのに、住んでる人の話も聞いたことがなかったから。。。

でも、
女性が一人でボートに住むのはヘンとか、
操縦できないからボートに住めないってこともないですよね。

私の狭い価値観を外し視野を広げてもらいました。

彼女はお祭り騒ぎが好きな人のようで、友達や家族を招いて、数百マイル離れたビーチや島に泊りがけで行くときは、お抱えキャプテンを雇うそうです。

プライベートジェットを所有してる人みんなが操縦できるわけではなく、
ほとんどの場合、キャプテンを雇うことを考えたら、ボートだって同じことですよね。


そういえば私には、
ボートのプライベートキャプテンをしている男性とつきあっていた知人がいたことを思い出しました。

彼女は以前の職場で一緒だった、アラフォーのアメリカ人。
上の彼女と同じで出産や育児に興味がなく、自由な人生を送ると決めた女性でした。彼女が出会ったのは、地元の超裕福なボート所有者に雇われてキャプテンをしていた同年代の男性。

ちょうどコロナが始まる直前くらいに、彼は大富豪のクライアントに出会い、そのお抱えキャプテンになったのです。(そのころ2人は結婚しました)

ボートには夫婦が寝泊まりする寝室や大きなキッチンなどがあり、彼女も時々、家事スタッフとしてボートに乗りこみ、夫婦で働いていたのですが、オーナーがさらに大きな豪華ヨットを欲しいと言い出して、みんなで台湾に船の買い付けに行ってたのがコロナ禍の直前。

もちろん台湾行きのチケットやホテルも全額出してもらい観光もしたということで、買い付けた船の写真を見せてもらってびっくりっしたのを覚えています。

数か月かけてそれがフロリダに到着したときは、すでに各地で隔離が始まり、彼女も私もコロナ失業。彼女は旦那さんとそのヨットに乗り込んで、有者の世話役をしながらアメリカの海の生活を楽しんでいました。

そしてとうとうヨーロッパでの規制が取れてきた去年には、イタリアに向けて出発し、ここ1年半ほどはずっとヨーロッパの海の上です。ときどき休暇をもらって陸に上がり、イタリア観光をしている夫婦の写真がSNSにあげられていて、とっても楽しそう。本当に面白い人生だな~なんて思いながら見てるんですが、

子供を持たないと決め、
家も物も所有したくない、
お金もそんなにいらない代わりに
自由な海外ノマド生活をしたい♡
海が好き!
誰かのために働くのは苦にならない。
贅沢することには興味ないけど、
贅沢ライフに奉仕するのは好き。

なんて夫婦にはピッタリの生き方ですよね!

本当に、色々な生き方があります。

代り映えのない生活をしていると、目の前の現実だけがすべて。
と錯覚してしまいがちですが、世の中にはいろんな人生があるわけです。
たとえ今の自分に身動きが取れず、希望が見えないように感じられても、
50代以降で新たなライフスタイルを始めてる人もいる。

お金があってもなくても、おさまるべきところにピタリと収まったような知人たちを見てると、なんだかワクワクしてしまうし、そうした生活を見せてくれたことに感謝です♡







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