夜に爪を切ると親の死に目に会えないは迷信か否か。
2007年10月7日。母が永眠をした日です。
もともと持病のあった母でしたが、入院したと聞き、東京から駆けつけました。その時の母はいつもと変わらず、これならすぐに退院できるな、と安心して、その日のうちに東京に戻りました。このときは不動産の営業をしていて担当客の契約を控えていました。
その二日後の23時過ぎ、会社に父から連絡がありました。「お母さん、もうダメやわ」と。あのときの父の声は今でも忘れられません。新幹線はもう動いていないし、夜行列車もバスもなく、レンタカーを借りて