マインドフルネス基礎講座まとめ(ヨガフェスタ2020)川野 泰周先生

ヨガフェスタ2020で、川野泰周先生の、「マインドフルネス基礎講座(理論と構造)」を受講しました。

マインドフルネスについて、とてもわかりやすく、理論を交えて説明して頂き、勉強になったので自分の取ったメモを簡単にまとめたいと思います。


印象に残った言葉①
「瞑想中に雑念が浮かんでOK。雑念が浮かんでは、呼吸に意識を戻す。その繰り返しの工程が大切。」


この話を聞いて、今までは
【瞑想中は、なるべく無になった方が良い。もし雑念が出てきても、客観的に観察して、雑念が消えていくのを待つ】
という感覚でやっていました。
しかし、「雑念が多すぎる時」とか、「なかなか雑念が消えない時」に瞑想がうまくできていないと感じることが多かったです。

先生の話を聞いて、「何度でも雑念が出てきて良い」と思えると気持ちが楽になりました。
そして、雑念を呼吸に何度も戻す作業が、そのまま日常生活にも活かせると感じました。

日常生活で嫌な事・失敗があっても、【呼吸に意識を戻して、優しく自分の感情を観察してあげる】
そうする事で、心の乱れや不安を軽減する事ができ、心の切り替えができるようになると教えて頂きました。


印象に残った言葉②
【人は日中の46%の時間を、今の作業でなく、別の事を考えて過ごしている。】(心ここにあらず状態)


研究で、
1:今の事を考える状態
2:今にない別の「不幸」な事を考える状態
3:今にない別の「幸運」な事を考える状態
の状態で、幸福度を調査した。
→3つの中で1(今の事をかんげている状態)が一番幸福度は高かった。
(幸福な事妄想するより、今を感じた方が良かった)

印象に残った言葉③
【ぼーっとしてるとDMN回路活性化し、脳の60%のエネルギー使う。】

→休みの日は、ぼーっとするより、何かに集中した方が脳はスッキリする。
今ここに集中してあげると良い。

印象に残った言葉④
【瞑想は効果を求めず、ただ観察を行う】


→瞑想に効果を持ちすぎると、結果や効果への執着を生み出す危険性がある。

最後に「慈悲の瞑想」を体験して、
自己肯定感が低めな自分にはとても心に染みる様な感覚が味わえたので、今後も実施していこうと思いました。

ヨガフェスタに参加して、様々な有名なヨガの先生の話を聞いて思った事は、
「みんな程よく適当で楽しそう」
あんまり固く、しっかりとヨガを極めようとか力みすぎるのは違うのかなと思い、
リラックスして、楽しみながらヨガを行っていこうと思いました。

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