人を信用できないあなたへの処方箋


なんでみんなバカばっかりなの?
だれもわたしのことなんか
わかってくれない( ;∀;)

って周りの人を信頼できなくて
イライラいちゃう人っていらっしゃいますよね?

子どもの頃に
親に否定ばかりされる環境で育てたり
親が気持ちに寄り添ってくれなかったり
親が信用できない環境だと


誰もわたしのことを
わかってくれない


と人を信頼できなくなってしまいます。

この過度な人間不信を
どう対処すればいいのでしょうか?


ちなみにこの人間不信のゴールは

信頼できる人を作ること


ではありません。


人には信頼にたる人間もいますし
同じ人間でも
信頼できる部分もあるし

信頼できない部分もあります。

アーティスとさんなんかありがちなのが
作品のクオリティは信頼できるけど
締め切りが守れなかったり
異性関係がだらしなかったりなどなど

人を信頼できない人は
逆にいうと「誰かを信用したい」
と思うあまり

信用できそうな人に対して
過度に期待をしすぎて
少しでも自分の期待通りではないと
一気に嫌悪感を爆発させる方も
いらっしゃいます。

これは
「理想化とこけおろし」
というとても一般的な現象です。

そうなってしまう自分を責めるのではなく
「自分にはそんなタネがある」
くらいの心構えでいましょう。


話が少しそれましたが

「人を信用できない」という人の解決のイメージは
「人は人」「自分は自分」という境界線を持つことです。
自分と違う意見の人がいても
「あなたはそう思うんですね」と距離をおけることが
大切なのです。

自分とソリがあわない人がいた時に
「あの人は信じられない」とすべてを切り捨てるのではなく
「〇〇されるのがイヤだな~」
「わたしは〇〇が嫌いなんだな」
と人ではなく出来事で快・不快を認識できると
あなたはずいぶんと生きやすくなれすはずです。

【対処法】
①プロのカウンセラーさんにお願いする。
ただし、カウンセラーに対して
関係性が深まっていくと
「理想化とこけおろし」が発動しやすいことを
念頭においておいて下さい。

あなたの「人を信用してはいけない」
という感覚は精神的に関係性が深くなればなるほど

発動してしまうものだと知っておくだけでも
ずいぶん問題を回避することができます。

②心の安全基地を作る。
心の中に安心できるイメージの空間を
作るでもいですし、

現実の部屋の中に
安心できるスペースを作ってもいいです。

肌触りのいいタオルケットや
ブランケットにくるまって
身体がふっと緩まる感覚がもてることが

大切です。





そこでぬいぐるみなどにむかって
「今日〇〇がいややった」
「〇〇が嬉しかった」
などと自分の気持を言葉にしてみましょう。



ペットがいる人はペットにでもいいでしょう。





自分の気持ちとつながって

自分から気持ちを言葉にするのが

とても大切です。


その時に肌触りのいいものに

包まれていた方が

気持ちにつながりやすいです。



そして嫌な気持ちが吐き出せたら
「本当はこんな時こうしてほしいんだよな~」
「わたしは人とこんな風に関わりたいな~」
などと自分の希望を言葉にしてみましょう。

吐き出したネガティブな気持ちが昇華されると
その逆がわかるようになります。

例えば
否定されるのがイヤ→どんな気持ちも受け入れてほしい
批判されたくない→応援してほしい
などなど

ここで大切なのが
「NOT」で表現しないことです。
否定されるのがイヤ→否定しないでほしい
はNGです。

「否定されたくない」という「NOT」を含んだ表現ではなく
「気持ちを肯定してほしい」「受け入れてほしい」

などNOTを使わない表現で自分の欲しいものを
表現する練習をしましょう。



また、
映画や音楽、アニメなどのコンテンツから
自分の本心を探ることも大切です。


好きなキャラクターのどんなところが好きなのか?
を分析することで
自分自身がどうなりたいか?
を探ることができまし

共どんなセリフやシチェーションに
共感し、感動したか?によって
自分がどんな時に気持ちが動くのか?

を探ることもできます。

一人でするのは難しいかもしれませんが、
今まで人に否定されすぎて人が信用できない人は
なかなか他人に助けを求めることが難しいと思います。

なので、一人でもできるワークをご紹介しました。

参考になれば幸いです^^

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