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小さいもの、軽いもの、1人で運べるものが好きだ

引っ越しの準備をしている。
もう何度目かもわからない。引っ越し。
私はすぐに環境を変えたくなるタイプだから、1年、2年に一回は引っ越しをしてしまう。

元々、持ち物は少ない方だけど、引っ越しのたびに、どんどん少なくなり、あるいは簡単に運べるものばかりになっていく。

小さいもの、軽いもの、そして、1人でも運べるもの。

物の数よりも、明日すぐに、1人でも引っ越せる状態。そこに、私は自由を感じる。

生活を楽にしたくて、3年前に食洗機を買った。
すごく便利だし、助けられたこともたくさんあったけど、大きくて、重くて、音もすごいから、手放すことにした。

キッチンを占有していた大きな立方体がなくなり、それを支えるための台もなくなった。

残ったのは、スポンジと洗剤だけ。
うん、身軽でいい。

梅雨の時期に買った除湿機も手放した。部屋干し派の私には必要不可欠だと思っていたけど、換気しながら風を当てていれば、梅雨でも乾くことに気づいた。

引っ越しに向けて、物を手放しながら、私は大きいもの、重いもの、音がするものが苦手だと気づいた。

小柄な私には、大きな家電は運べない。
車で運ぼうにも、入らなければ運べない。

友達や業者を頼ればいいのかもしれないけど、誰かに頼らなければ環境を変えられないことに、とても不安を感じる。

やっぱり、自分だけでどこにでも行けるようにしておきたい。

どこでも再現できる生活というのも大事。

街が変わっても、国が変わっても、どこにでもあるものだけで生活できるようになりたい。

ただ、仕事柄、山積みの本だけは手放せないし、電子化も難しいから、いい方法がないかなと思っている。

私にとって、身軽は正義だ。

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