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恋は、嫉妬。愛は、さりげない日常のスパイスくらいで良いと思う。

大学時代に林修が講演に来た時がある。


ぼくは彼に興味はなかったが、友人に誘われてあまり気乗りしないまま聞いていたのを覚えている。

勿論気乗りしなかったので、ほぼほぼ内容は覚えていないけど1つのお話だけいまだに覚えている。


林修の恋愛論だ。


「ぼくはちゃんとした恋愛に気づいたのは30歳近くになったときだった。それまでの恋愛は、本当に相手が好きでなかった、本当に相手を思いやることができるのは難しい」

そんな感じのことを話していた記憶がある。

なるほど、あの林修先生ですら恋愛は30歳手前まで適当だったのか。

ぼくはいつになったら恋愛を知ることができるのか、失恋するたびにこの記憶はフラッシュバックされる。

・・・

ぼくは相手を思いやる=嫉妬しない。

ことだと思っている。


相手への嫉妬や妬みがなくなってようやくちゃんとした恋愛(以降、大人の恋愛、と呼ぶ)ができているというか。

その感情が残る限り”幼稚な恋愛”なのだ。


別に幼稚な恋愛を否定しているわけではない。

というか、その延長戦上で結婚しているカップルもいるだろう。


大人の恋愛は難しい。


極論、恋人が寝取られても許せるくらいの仏の心が必要になる。


恋人がやりたいこと、したいことを一番に考える必要があるからね


まぁそもそも好きだから付き合っているという前提に立てば”寝取られ”自体、大人の恋愛辞書に存在しないはずだけど。

・・・

幼稚な恋愛の話に戻るが

嫉妬は悪である。なにを見ても、なにをしていても恋人への嫉妬感情をなくす必要がある。

それができなくても最低限、恋人に束縛感情を与えてはいけない。


これは今回の恋愛で学んだことなんだけど。


教育世界でもそうだ。

生徒にしつけで無理やり教え込む、と逆に遊んでしまったり、反動で不良化する。

人間は強制されたら逃げたくなる心理があるのだろう。


幼稚な恋愛ほど、お互いを窮屈にする。


窮屈さは恋愛だけのはずなのに心理的に心苦しいから、私生活でも束縛されているような感覚に陥り、なにも手につかなくなる。

失敗したら、その恋愛のせいにしたりする、こともある。

・・・

大人の恋愛とタイトルで言い放ったが

答えは簡単で、

自然に生きていく。個々が感情のまま生きていける

そんなスタイルが一番大人の恋愛なんだと思う。



日常にさりげなく恋人がいるのが最高に人生を幸せにするスパイスなのかもしれない。




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