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ナマケモノって奥深い🦥

最近、ナマケモノにすごくハマっている。

写真や動画を見て、すごく癒されている。

ゆったりした動き、
優しい表情、
子供をぎゅっと抱きしめているところ、
などなど
可愛すぎて、
かなりトリコになってしまっている。

ナマケモノのストラップがお気に入りで、
昔から、動画で見て可愛いな〜。
コスタリカにナマケモノ保護センターが
あるんだな〜。
ってぐらいに思っていた。

最近、
またナマケモノの動画や動物園で実物を見て、
ナマケモノについて詳しく調べてみたくなった。

なんで、こんなに動きがゆっくりなのに、
ここまで絶滅せずに生きてきたんだろうっという
疑問が出てきたからだ。

ナマケモノ研究でYouTube検索し、
ヒットした良い動画があった。


福岡県にある大牟田市動物園と京都大学野生動物研究センターで
研究されている村松大輔博士のコラボ動画です。

村松博士が冒頭でミユビナマケモノの研究紹介をし、後半は質疑応答というような構成になっており、より楽しくナマケモノについて詳しく知ることができたので、みなさんもぜひ見てみて下さい!

特に興味深かったのが、2点について書いてみようと思います。

➀葉っぱを食べて木の上で生活する動物は珍しい!ゆっくり動くのには理由がある!

葉っぱは毒があったり、難消化性物質を含むため、それらを餌とする動物には
大きな消化器官が必要になるため、
体が大きくなり、木に登ることが難しくなる。

また、ほとんどの木の上で生活する動物
(小さい動物)は
カロリーが高く、
消化が簡単な果実やナッツ、種子、昆虫等
を食べている。

体が小さければ小さいほど、
体重当たりの必要なカロリーが
大きくなる法則があるため、
カロリーがいっぱい必要になるんだとか。

では、ナマケモノはどうでしょうか。
・ほぼ100%木の葉を食べる
・食べる量は少なく成体で41g~138gのみ
・消化速度が遅く、
 1週間ぐらい消化に時間がかかる。
 また、気温が低いとさらに速度が落ちる。

たくさん食べても消化することができず、
栄養価の低い餌を少しだけ食べて生きている。

では、エネルギーが足りないのではとなり、
研究してみたところ、
動かなかったり、
動いてもゆっくり動くことで、
エネルギー消費を抑えているのではないか
ということだった。

②天敵が速すぎる
ナマケモノの天敵は速すぎて、
いちばん速い移動手段として、
落ちるという手段が一番速いということでした。
ナマケモノの骨格は強いらしく、
落ちてもへっちゃらみたいです。

これらの情報を知って、
ナマケモノの動画を
ただ動きがゆっくりなだけじゃなくて、
こういう理由があったのかと思いながら
見ると、よりかわいく見えて、
もっと知りたいな〜と思うようになり、
かなり好きになりました。

でも、ナマケモノは謎な部分が
まだまだたくさんある生き物で、
ナマケモノを研究されている日本の研究者は
村松博士ぐらいで
あまりいないということでした。

謎に包まれていますが、人気な動物で
あるが故に、
ネットに出回っているような情報も
嘘が多いみたいです。

私ももうちょっと論文とか読んで
詳しくなりたいな〜と思いました。

それでは✨













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