Oasis knebworth 1996
この映画を見終わり、映画館を出た後、
完全にライブ帰りそのものだった。
私はライブ帰り、いつもマシンガントークをしてしまう。
大好きな音楽があふれて、テンションがMAXになるからだ。
今回は映画館だったのに、
実際に行ったわけではないのに、
時代が違いすぎるのに、
何なら私が生まれていない時代のライブだったのに、
こんな気持ちにさせてくれるんだから、
やっぱりOasisは最高のバンドで、
knebworth 1996は伝説のライブだったんだなと感じた。
ネタバレも含んじゃうと思うので、
knebworth 1996の映画を見てから読んでいただけたらうれしいです。
ライブに行っていた人が体験談を交えてくれるので、それも行った気にさせることを助長しているのかもしれない。
最初はライブチケット争奪戦から始まる。
今はネットがあって、簡単にネットで申し込むことができるけども、
25年前はお店に並んだり、電話をかけなければならなかったみたい。
こんなに苦労してとったチケットだから、とった時の喜びも倍増しそうだ。
それがその時代をときめくバンドだったらもっと。
ネブワースに向かう時の気持ちを行った人が語る。
持ち物はビールだけ!
っていう人がいて、浮かれ具合が伝わってくるけど、その浮かれ具合がうらやましくもあった。
ライブを最前列で見ようと、走り出す人々、
ビールを飲む人々
芝生で寝転ぶ人
そのみんながとびきりの笑顔だった。
日が暮れそうになる。
Oasisが現れる。
リアムが両手を広げて
まさにGOD!
音楽をかき鳴らす。
みんながシンガロング
もう世界平和そのものだった。
ライブに来ていたお客さんは
このネブワースライブを軸に人生を振り返っているのが印象的だった。
もちろん映画だからそのように話すのかもしれないけれど、
その人の人生にとってネブワースのライブがいかに大きなものだったかを表しているような気がした。
私の大好きなSupersonicが流れてテンションが爆上がり!
イスに座っていられなかった。
映画館のイスに座るのがここまで困難であることは初めてだった。
その後も大好きな曲が続き、
心の中で踊って、口パクで歌って、ちょっと頭が揺れていたかもしれない。
みんなも多分抑えるのに必死だったんじゃないかな。
そんな圧巻のライブだった。
隣の隣の人は両手でグッドポーズを静かにしていた。めちゃめちゃ共感してしまった。
夜に流れるThe Masterplan,Champagne Supernovaを生で聞いてしまったら、
私は泣いてしまうかもしれない。
闇の中から、一筋の光をはなっているようだった。
1日目が終わったあとのごみの多さにはびっくりしたが、まさにごみできらめく世界だった。
2日目もロンドンでチケットを急遽ゲットできて、
行き方もわからないネブワースに向けて、電車に飛び乗った少女たちの笑顔も輝いていた。
あの頃はなんでも可能に思えた。
この言葉が印象的だった。
あの音楽と、ライブがあれば
無敵な気持ちになれる気がする。
スマホもあまり普及していなかった時代。
スマホは便利だし、ない生活は考えられないけれど、
あの輝きを見ているとスマホが普及していない時代に対してのうらやましさを感じた。
この大満足感!
ぜひOasisが好きな人、気になっている人はぜひ見に行ってほしい!
それでは~
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