見出し画像

人を操る禁断の文章術【読書レビュー】

 この本のエッセンスは「文章を書く目的は、今すぐ人を動かすこと。たった一つだけである」というものだ。著者はテレビで一世を風靡した、メンタリストのDaiGoさん。彼の魅せるメンタリズムに興味を惹かれた人は少なくないはずだ。

 正直、この本に書かれている手法を全て試すなんてことはなかなかできない。私は暇ではないからだ。したがって、特に印象的だったものだけ簡単に紹介する。彼曰く、人を動かす7つのトリガーがあるという。この時点で多い。私が紹介したいのは3つだ。「興味」「悩み」「認められたい」これらのトリガーは誰にでも身に覚えのあるものだろう。まず興味だ。女性の場合は「美魔女」なんて単語を書かれたら自然とクリックしてしまうのではないだろうか。次に悩み。ダイエットや肌荒れに関する商品の広告は、気にしている人からすると目を奪われるものだ。最後に認められたい。これは承認欲求と言い換えていいだろう。誰かに認められたいという気持ちは個人差はあれど皆持っているものだ。以上のような、興味や悩み、承認欲求に刺さるワードや表現を使うことがトリガーとなり、人を動かすことができるようになるという。

 私には専門的な知識があるわけではないので、本で読んだ内容を曖昧に思い出しながら書いている。しかし、今この記事を読んでいるあなたは幸運だ。なぜなら、この記事を読んだことで、人を動かす文章術への興味が溢れているからだ。下記に貼る購入リンクを押し、本を購入することであなたの新たな人生が幕を開けるのだ。

 本の特徴としては、メンタリズムを全く知らなくても納得できるレベルで説明されており、とても読みやすかった。私自身、DaiGoさんのメンタリズムによって、あなたに本の購入をおススメしている可能性が捨てられないのは、少し怖さを感じる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?